2020/03/12

春、紫外線対策を行わないと起こる3つのトラブル

少しずつ気温も上がり過ごしやすい季節となりました。それと共に紫外線の量も増えています。あなたのスキンケアで紫外線対策はできますか?今の時期に紫外線対策を行わないと、老化の原因になりますので注意が必要です。

春に注意したい紫外線はUV-A

紫外線は3種類ありますが、その中でも特に春に注意したいのは「UV-A」です。
「UV-A」とは「Ultraviolet A」の略で3つの紫外線の中でも一番波長が長いことが特徴。雲や窓ガラスもすり抜けてしまいます。
UV-Aを浴びてもすぐに肌が赤くなることはないので日焼けをした実感はあまりありません。
しかし紫外線の影響は確実に受けています。波長が長いUV-Aは、エネルギーは弱いのですがじわじわと肌の奥まで到達します。肌の奥には肌のハリや弾力を保っている真皮層があります。紫外線を浴びるとハリや弾力を司っているコラーゲン繊維やエラスチン繊維を変質させます。

UV-Aが引き起こす肌トラブル

紫外線を浴びても急激な変化はないのでわかりにくいですが、時間が経つにつれて肌に大きなダメージを与えます。主に肌に表れるダメージは以下の3つ。
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たるみ

先ほどお伝えしたように、真皮層にはコラーゲン繊維とエラスチン繊維があり、肌のハリや弾力を保っています。
UV-Aを受けると再生能力が落ちて繊維量が減ります。そのため、肌からハリや弾力を保つ力が失われ、たるんでしまいます。体重は変わっていないのに顔が大きくなった気がしたら、それは肌のたるみが原因かもしれません。

シワ

UV-Aはコラーゲン繊維やエラスチン繊維の量を減らすだけでなく、変性させて硬くします。硬くなった繊維から弾力が失われ、シワができやすくなります。もちろん、たるみもシワを作る大きな原因です。特に表情筋が発達している箇所にはシワができやすいです。シワは見た目年齢を左右するので、いつまでも若々しくいるためにも紫外線対策は必須です。

シミ

シミができる一番の原因は紫外線です。
紫外線を浴びた肌は活性酸素が発生し、色を染めて肌を守ろうとします。
通常、色のついた細胞は時間とともに剥がれ落ちるのですが、ターンオーバー(肌の生まれ変わりの周期)が滞っているといつまでも細胞が剥がれ落ちずシミになります。なお、紫外線を浴びるとターンオーバーに必要な水分も奪われます。
スキンケアでは一度出来てしまったシワやたるみをゼロに戻すことは難しいです。ですからシワやたるみを防ぐには紫外線を防ぐことがまず必要で、その上でスキンケアで肌自身が潤いを保てる肌作りをすることが大切です。
なお、シワが伸びるクリームなどが販売されていますが、シリコーンや合成ポリマー(ノリのような物質)で物理的に肌を伸ばしているだけです。逆に肌にダメージを与えてしまう可能性もあります。

シミ専用の化粧品も沢山販売されていますが、皮膚を漂白してしまう強い成分もあります。
確かに即効性があるものもあります。しかし、肌の一部が白くなってしまう白斑のリスクもあるので使用する時は必要最低限に抑えていただくことをおすすめします。
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春におすすめの紫外線対策

肌トラブルを防ぐためにも春におすすめなスキンケアをご紹介します。

PA値のあるアイテムの使用

UV-Aに効果のあるアイテムを探す時はPA値を参考にしてください。PA値はUV-Aを防ぐ力を示していて+〜++++(弱い〜強い)で表示されています。例えば、PA値のあるファンデーションはメイクしながら紫外線対策ができます。花粉からも肌を守ってくれるので花粉皮膚炎でお悩みの方にもおすすめです。
■ナチュラルカバーファンデーションUV
天然ミネラルの酸化チタンの働きでSPF50/PA+++を実現しました。
美容成分をたっぷり配合しているので肌を乾燥させることもなく心地よくお使いいただけます。
シリコーンや合成ポリマーなどは使用していないので肌に負担をかけることなく落とすことができます。(外部のウェブサイトに移動します。)

アフターサンケア

紫外線を浴びてしまった肌には抗酸化作用のあるアイテムを使用することをおすすめします。
■ザ・セラム
主成分のクランベリーシードオイルには、通常のビタミンEの40~60倍の抗酸化力があるスーパービタミンEがたっぷり含まれています。その量は自然界でNo1です。
うっかり日焼けをしてしまったらザ・セラムをたっぷりお肌に与えてあげてください。(外部のウェブサイトに移動します。)

まとめ

紫外線対策は真夏だけで大丈夫!と油断しているとのちのち肌トラブルを引き起こしてしまうかも・・・
スキンケアでは紫外線をカットできるアイテムや発生してしまった活性酸素を除去することを心がけてください。

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