2025/05/28

スキンケア講座

「湿気負け体質」を整える暮らし

あなたは、湿気による体調不良や肌不調に悩んでいませんか？これから高温多湿のシーズンが始まるので、湿気による不調を感じやすい人も多いはずです。昨年はジメジメと暑い時期が長く続いたので、今年は暑さや湿気に負けずに過ごしたいですよね。梅雨や夏を少しでも快適に過ごすために、ナチュラルオーガニックのアイテムも活用しながら、「湿気負け体質」を整えていきましょう。

湿気に弱い体質や肌質の特徴は？

まずは、湿気を苦手とする体質や肌質を知っておきましょう。あなたにも当てはまることがあるかもしれません。

むくみやすい

水分代謝が悪く、むくみやすい体質の方は、要注意です。体内の水分が停滞しやすく、むくみだけでなく手足が冷えやすいため、体が重だるく感じやすいです。

胃腸が弱い

胃腸が弱い方は、湿気によって食欲不振や胃もたれ、下痢になりやすいです。ジメジメとした高温多湿のシーズンは、冷たい飲み物を飲む機会も増えるので、胃の温度が下がり、消化酵素の働きが鈍くなります。

気圧の変化に弱い

低気圧の時に体調を崩しやすい方は、これから辛いシーズンとなります。頭痛やめまいが起こりやすくなります。

汗っかき

汗っかきの人は、皮膚のバリア機能が弱くなりやすいです。また、汗による刺激でかぶれたり、あせもや湿疹もできやすくなります。

特にお肌が敏感な方は、湿気による雑菌の繁殖で肌荒れが悪化しやすく、赤みや痒みが目立ちます。

湿気による不調をケアする方法

続いては、湿気による肌不調をケアする方法をご紹介します。不調を感じる前に、ナチュラルオーガニックのアイテムも活用しつつ、予防をすることも重要ですよ。

入浴や運動でデトックス

ウォーキングやヨガなどの軽い運動や、入浴によって老廃物を外に排出する習慣を身につけましょう。

暑くてもなかなか汗が出ない方は、発汗作用を高めるためにエプソムソルトや、天然岩塩とショウガエキス配合のバスソルト、炭酸の入浴剤などを入れて入浴するのがおすすめです。

汗が敏感肌を刺激してしまう可能性もあるので、汗を放置せずにタオルで拭き取りましょう。

カリウムが豊富な食べ物や飲み物を取り入れる

体内の余分な水分を排出する、カリウムが豊富なハーブティーを取り入れましょう。できる限り、ナチュラルオーガニックのハーブティーが良いでしょう。

特に、下記のような成分を配合したハーブティーがおすすめです。カリウムを多く含んでいること以外にもポイントがあります。

・ダンディライオン…水溶性食物繊維「イヌリン」を豊富に含むので、腸活にも最適です。

・ネトル…鉄やカルシウムも豊富なので、貧血予防やデトックス効果が高いです。緑茶のような味で飲みやすく、花粉症対策にもおすすめです。

・ローズヒップ…ビタミンCも豊富なので、デトックス＆アンチエイジングに効果的です。

クレンジングや角質ケアの頻度を増やす

汗や皮脂の分泌量が増える時期なので、落とすケアを強化しましょう。ただ単に洗浄力が高いクレンジングを使うのではなく、お肌への負担を配慮したナチュラルオーガニックのミルククレンジングや天然のスクラブなどが理想的です。

時にはスチーマーを浴びながらディープクレンジングをしたり、お肌の様子を観察しながら角質ケアの頻度を増やしてみましょう。

ジメジメシーズンでも保湿ケアは欠かさずに

湿気の多い季節でも保湿ケアは怠らずに行いましょう。乳液やジェルクリームなど、軽い使用感のものがおすすめです。

また、スキンケアパウダーなどを活用すればお肌の潤いを維持しつつ、表面はサラッとした状態を保てるので快適です。

抗菌・抗炎症作用のあるスキンケアを取り入れる

肌の菌環境は肌荒れを大きく左右します。グリチルリチン酸や、シカ成分、ローズマリーやティーツリーなど抗菌・抗炎症作用のあるスキンケアを取り入れ、肌荒れを予防しましょう。

肌荒れ中のケアはもちろんのこと、日頃から予防をしておくことが何より重要です。ゆらぎやすい花粉シーズンから、雨季も引き続きお肌を労りましょう。

布団や枕カバーなどを小まめに洗う・除菌する

湿気が多い時期は布団や枕カバーに雑菌が繁殖しやすいので、小まめな洗濯や除菌をしましょう。直接肌に触れるものは、ナチュラルオーガニックの除菌グッズが安心です。

天然の精油を配合した除菌グッズを使えば、心まで浄化されますね。

まとめ

いかがでしたか？今回は湿気に弱い肌質や体質の特徴や、湿気に負けないための対策方法をご紹介しました。

今年も長い期間、ジメジメシーズンが続くと予想されます。ナチュラルオーガニックのケアグッズも活用しながら、暑い時期をできるだけ快適に過ごしましょう。

KEY WORDS急上昇キーワード