2022/07/07
夏に肌荒れが起こるのはなぜ?夏の正しいスキンケア対策
汗や皮脂のせいでべたつきやすい夏の肌。うるおっていると勘違いしがちですが、冷房や紫外線による乾燥で肌にとって過酷な季節でもあります。そこで今回は、肌荒れを起こさないための夏の正しいスキンケア対策についてお伝えいたします。
夏に起こりやすい肌荒れの原因とは?
2. 冷房(クーラー)
3. 汗
4. 間違ったスキンケア
1.紫外線
炎症を起こした肌は水分を失い、皮膚のバリア機能も壊れやすいです。そのため、セラミドや天然保湿因子(NMF)といったうるおい成分を保つことができなくなります。その結果、肌荒れや乾燥による湿疹ができます。
2.冷房(エアコン)
湿度が低い部屋に長時間いると、角質から水分は奪われていき、バリア機能も低下しがち。自宅であれば冷房の温度調整もできますが、オフィスや公共施設を利用していると、自分で冷房調整ができないため、肌荒れがひどくなりやすいです。
3.汗
しかも汗には、水分のほかに塩化ナトリウムや乳酸、尿素、アンモニアなどの物質が含まれています。その物質をそのまま肌に放置すると刺激となって、肌荒れはもちろん、かゆみや湿疹などが出てしまいます。
4.間違ったスキンケア
しかし、化粧水のみの場合、肌の水分と一緒に蒸発して乾燥を加速させてしまいます。その他、ごわつきや毛穴の開きといった肌トラブルを引き起こしてしまうでしょう。
マスク生活が当たり前となっている昨今。真夏のマスク生活が、肌の乾燥をひどくさせています。マスクが肌とすれることで皮膚のバリア機能が低下したり、マスクを外した瞬間に皮膚の水分が急速に蒸散して、肌の乾燥に繋がっています。
肌荒れにならない夏の正しいスキンケア
紫外線対策
室内にいても窓から紫外線が降り注ぎます。紫外線A波(UVA)は、ガラスを通過するので家の中や自動車内にいても油断できません。外出する日はもちろん、室内にいる日もかならず日焼け止めクリームを塗りましょう。汗をかきやすい時期ですので、2~3時間ごとに塗り直すことがポイントです。
洗顔
そして、洗浄力の強い洗顔料を使うのは避けてください。洗顔料のおすすめは、昔ながらの純粋な固形石けんです。皮膚のバリア機能を壊す合成界面活性剤は入っていません。角質層を傷つけずにしっかりと汚れを落とし、うるおい成分(セラミド)を守ることができるので肌に優しいです。
保湿ケア
保湿クリームの中には、肌がうるおう感覚を人工的に作るため、合成ポリマーを配合したものがとても多いです。しかし、このようなケミカルな成分配合のクリームは長年使っていると、肌本来が持つうるおいを保持できる力が弱まっていきます。そして使用をやめた途端、乾燥しやすくなるので要注意です。
肌本来が持っている水分保持力を高められるのが、天然の植物から抽出された美容オイルです。特に角質層のセラミドを育てるオメガ3脂肪酸を含んだクランベリーオイルを使うことで、乾燥しにくい丈夫な肌へと生まれ変わっていきます。