2022/07/12

ツヤ肌とテカリ肌の違いは?肌のツヤを取り戻すためにすべきケア

若い頃はきめ細やかでツヤのある肌だったのに年齢を重ねるにつれ、肌がテカったり、カサついたりという方も多いのでは?そこで今回は、ツヤ肌を取り戻すスキンケア法をご紹介します。

ツヤ肌とはいったいどんな肌?

ツヤ肌とは、皮膚の水分と皮脂のバランスがよい肌のことです。角質のキメが整っており、なめらかなので、光が当たると反射し、透明感を感じさせてくれます。手で触れるとみずみずしく、もちっと吸い付くような感覚があり、皮脂によるべたつきはありません。

一方、テカリ肌とは、皮脂が過剰に分泌されている肌のことです。手で顔に触れたときに皮脂がベタベタとつきます。

皮脂は、肌のバリア機能の一部として大事な機能ですが、過剰に分泌されると顔のテカリとなって悪目立ちします。皮脂腺は、顔の中央部分であるTゾーンに多く集まっているため、鼻周りやおでこに皮脂が溜まりやすくなります。

残念ながら、肌のツヤは加齢とともになくなっていきます。その原因は、乾燥とハリの低下。角質層にあるセラミドなどの保湿成分の減少やターンオーバーの乱れなどが原因で、肌のなめらかさが失われる一方、キメの粗さやべたつきなどが目立ってきます。

加齢とともに肌のツヤはなくなっていきますが、スキンケアによってツヤ肌を取り戻すことはできます。

ツヤ肌を取り戻すケア

スキンケアでできることは、肌をなめらかに整えながら、水分と油分をしっかりと補給することです。
スキンケアのポイントは
・水分と油分、どちらもバランスよく補う
・夜だけでなく、メイク前の朝にもしっかり行う

自然なツヤ肌を作るには、肌の水分と油分のバランスが大事です。加齢により足りなくなっていくうるおいをたっぷりと補給し、油分で肌内部の水分を逃がさないように蓋をします。

スキンケアをしっかりと行うのは、夜のバスタイム後という人が多いかと思いますが、朝のスキンケアも大事です。朝しっかりとスキンケアすることで、夕方に起こりやすいテカリ肌を予防し、きれいなメイクを長時間キープすることができます。スキンケアは、夜だけでなく、朝もしっかりと行うようにしましょう。

1.丁寧な洗顔

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ツヤ肌は、肌表面がなめらかであることが条件です。朝晩、しっかりと洗顔をしてください。

丁寧に泡立ててから、肌を包み込むようにやさしくクルクルとマッサージするように洗い流します。小鼻周りはざらつきが溜まりやすいので、そこは丁寧に。おでこと生え際も意識して丁寧に汚れをオフします。

市販で売られている洗顔料は、洗浄力が強いです。バリア機能を壊し、肌に必要な天然保湿因子(NMF)やセラミドなど水分保持成分まで洗い落としてしまいがちです。そうなると、肌のうるおいは失われ、キメが整ったツヤ肌にはなれません。

皮脂汚れを落としつつ、うるおいを保つためには、原料や製法にこだわりを持った純粋な石けんを使いましょう。純粋な石けんであれば、うるおいを保ちつつ、汚れのみを取り去ることができます。

2.ブースターは美容オイルで

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洗顔後に化粧水を塗るというのが一般的ですが、ブースター代わりに美容オイルを使用しましょう。乾燥して固くなった肌が美容オイルによって柔らかくほぐれていき、化粧水の浸透が高まるからです。

透明感あるツヤ肌をめざすなら、クランベリーオイルがおすすめです。通常のビタミンEの40~60倍もの抗酸化力を持つスーパービタミンE(トコトリエノール)が含まれています。シミやくすみの元となる活性酸素を除去できるパワーを発揮します。

3.化粧水を惜しみなく重ね付け

化粧水をたっぷりと両手に含ませたら、顔全体に優しくパッティングします。化粧水を塗る上でのポイントは、顔の肌が手に吸い付くまで保水を続けることです。

まだ乾燥している部分があるなと感じたら、さらに化粧水を重ね付けしましょう。

4.クリームで油分をプラス

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化粧水でためこんだうるおいをクリームでしっかり蓋をします。角質をなめらかに整えて肌にツヤを与えてくれるクリーム。その後の化粧ノリも良くなるはずです。

市販のクリームには、使用感を良くしたり、安定を維持するためケミカルな成分が含まれています。そのため、長年使い続けていると、皮脂膜を薄くするなど、肌ダメージが積み重なっていきます。

クリームを選ぶ際は、合成界面活性剤などケミカルな成分が配合されていない天然成分100%のものを選びましょう。たとえば、天然のものとしてレシチン乳化が有名です。大豆などから得られるレシチンは、肌にやさしく、細胞に必要な栄養を供給し、健やかで若々しい肌づくりに貢献します。

まとめ

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一見似ているようで全く違うツヤ肌とテカリ肌。自然なツヤ肌は加齢とともに失われていきます。上記にまとめたスキンケア方法を参考に、いつまでも若々しい肌をキープしましょう。

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