2022/01/18
マスク荒れで肌トラブルが急増中!マスク荒れの原因と対処法を紹介
長時間のマスク生活が当たり前となった現在。「最近、どうも肌の調子が悪い」と感じている人が増加しています。その原因は、他でもない「マスク」にあります。そこで今回は、マスクが肌に与える影響と、マスクによる肌トラブルの対処法についてご紹介いたしましょう。
目次
マスクが原因の肌荒れはなぜ起こる?
なぜ、マスクによる肌荒れが起きてしまうのでしょうか?その原因について探っていきましょう。
マスク内の湿気によるムレ
マスクを外した際の乾燥
マスクと肌との摩擦
また、摩擦で強い刺激を受けた肌は、皮膚を守る過程でメラニン色素を大量に発生させ、色素沈着を起こします。それがくすみの原因となります。
マスクの素材による刺激
マスク荒れから肌を守る5つのコツを紹介
1.マスク内の湿度をコントロールする
だから、マスク内の湿度をコントロールすることが大事です。
マスク内の湿度をコントロールする方法として、不織布マスクの内側にガーゼや保湿成分が配合されたティッシュを挟み込むという方法はいかがでしょうか。湿ってきたら、取り換えるだけなのでお手軽ですね。
すでに肌荒れで悩んでいる人は、シルク素材のインナーマスクを使用してみてください。シルクは、通気性と吸湿性が優れているので長時間つけていてもムレにくいです。何より優しい肌触りですから、デリケートで弱った肌に特におすすめしたい素材です。
2.保湿ケアを徹底して行う
肌にはもともとうるおいをキープする機能が備わっています。水分を抱え込む保湿成分セラミドなどです。このセラミドがうまく作られなかったり、量が減ったりして正常に働かなくなると、肌は乾燥します。
マスク荒れの肌は、セラミドを作り出す機能が衰えている状態です。ですから、いくら化粧水を惜しみなくつけても、一時的にはうるおい感はでますが、その後すぐに乾燥してしまいます。
大事なのは、化粧水をたっぷりつけることよりも、セラミドを作り出す基礎化粧品を使うことです。
もし、肌荒れでヒリヒリしみてしまう場合でも、肌の保護になるアイテムだけは必ず使用してください。肌の保護という意味では、美容オイルやクリームを用いるのが効果的でしょう。
美容オイルは、品質を重視して選ぶのが大事です。オイルには、精製されたもの、未精製のものと2タイプに分かれますが、マスクによる肌荒れで弱った肌には、酸化しにくい精製されたものを選んだ方が安心です。
また、セラミドの生成をサポートするα-リノレン酸が配合されたオイルやクリームを選ぶのも良いでしょう。
α-リノレン酸は、細胞膜やセラミドをつくるもとになる成分でバリア機能を高めることができます。その結果、肌荒れが改善して、うるおいを保つ肌に変わっていくはずです。
3.マスクをしていてもUVケアは怠らずに
地上に届く紫外線A波は、真皮のコラーゲンを生成する細胞を破壊し、シワやたるみを作る紫外線です。マスクをしていてもこの紫外線A波は肌奥まで到着してしまうので、しっかりとしたUV対策が必要です。
帽子や日傘なども併用するなどして、紫外線を徹底的にガードすること必要があります。
最近では、UVカットをうたっているマスクも販売されていますが、実際の効果は商品によってさまざまです。UVカット率や第三者機関などで試験や検査をしているかどうかチェックしてから購入した方が良いでしょう。
4.余計なケアはしない!シンプルケアが一番
・熱いお湯での洗顔
・ピーリングやスクラブなど角質ケア
・美白化粧品など高機能化粧品の使用
・マッサージ
・ゴシゴシ強い摩擦での洗顔
ちなみに、石油由来の添加物やエタノールなどが使われている化粧品は、マスク荒れで弱った肌にますます負担をかけてしまいます。できるだけ、肌にやさしいアイテムを選ぶようにしましょう。
5.生活習慣を見直す
肌の修復や再生に必要なのが睡眠です。十分な睡眠を確保しないと、肌のターンオーバーが乱れてしまいます。眠り始めて3時間ほどたつと、肌の修復や再生を行う成長ホルモンが分泌されます。途中で起きずにぐっすりと朝まで熟睡できる環境づくりをしましょう。
そして、運動もマスクによる肌荒れの改善に繋がります。ウォーキングや水泳などの有酸素運動によって、血液循環が良くなり、肌の毛細血管すみずみまで十分な酸素や栄養を届けることができますし、汗をかくことによって肌の水分量が増して、角質がやわらかくなります。
ちなみに肌の上には皮脂膜という天然クリームがあり、肌荒れや病原菌を防ぐ働きがあります。この天然クリームの元となっているのが、皮脂と汗です。意外かも知れませんが、汗をかくことは肌荒れ改善に役立つのです。もちろん、汗をかいたらこまめに拭くことをお忘れなく。
まとめ
これをやればすぐにマスク荒れが改善するという方法はありませんが、日々のケアを怠らず、コツコツと継続していくことが大事です。マスク生活はしばらく続きますが、マスクしていても美しい素肌をキープできるようにしていきたいものですね。