2019/09/12
肌がザラザラ!
肌のザラつきに悩んでいませんか?秋は肌のザラつきに悩む女性が増える季節です。その原因は「角質肥厚」。今日はその「角質肥厚」がもたらす肌トラブルと、対処法をお伝えします!
目次
特に鼻やおでこ、アゴに頬…毎年この季節、私は肌のざらつきに悩まされていました。
お客様からも「触ると顔がザラつくんです」というお悩みを沢山いただくようになりました。「スキンケアも変えてないのに…」と、ピンとくる原因も思い当たらないご様子。なぜ、肌が急にザラザラし始めたのでしょうか?
今日は肌のザラつきの原因と、今の季節をツルツルののツヤ肌で過ごす方法を伝授しちゃいます!
ザラザラ肌の原因
角質が厚くなっている!?
まず、角質層について説明していきますね。
角質層とは肌の最も表面にある厚さ約0.02mm(平均)の層。
角質は肌バリアとも呼ばれ、肌を外部の刺激から守ったり、肌の潤いを維持する役割をしています。
・角質の機能
1)水に繁殖しやすい菌が肌から体内に入ってしまわないように、水分は角質より奥には入らないよう、遮断する働きがあります。
2)防御壁になって、外からの刺激(摩擦など)からお肌を守る働きも持っています。
3)角質層内にあるセラミドが、肌に必要な水分・油分の両方を抱え込むことで、肌の潤いを守ります。
角質肥厚のデメリット
夏に紫外線をたっぷり浴びた肌は、秋以降に角質層を厚くして、そのダメージから身体を守ろうとします。その状態を「角質肥厚」といいます。
・角質が厚くなると乾燥する?
角質層の中には角質細胞が存在していて、その周りを細胞間脂質が埋め尽くしています。
細胞間脂質の主成分は潤い物質「セラミド」。
セラミドの量が変わらないまま角質層が分厚くなると・・・、角質全体に潤いが行き届かなくなり、乾燥してしまいます。
角質肥厚の負のスパイラルとは
肌の水分量が低下することで起こるのが、“ターンオーバーの乱れ”。肌に十分な水分がないと、ターンオーバーに必要な酵素が働いてくれません。すると…
・はがれるはずの古い角質が蓄積する
・表面が乾いてめくれあがる
・毛穴に詰まって角栓を作り始める
といった、肌のザラつきの原因を次々と作っていきます。
とまさに負のスパイラル状態です(泣)。
ザラザラ肌を今すぐ対策したい!
角質のセラミドを増やしてしまおう!
では実際に、セラミドを育てるためにはどうすればよいでしょうか?
セラミド配合した化粧品を使うのは、手軽な方法です。ただし配合化粧品は、使い続ける必要があることを覚えておきましょう。ある実験データによると、セラミド配合の化粧品を使っても、使用を中止した2日目には肌内部のセラミドの量が元に戻ってしまうという結果が報告されています。
・セラミドの生成を促す化粧品を使う
継続的にセラミドを増やしていきたいなら、自力でセラミドの生成力を高めることが出来るスキンケアを取り入れましょう。セラミドを育てるケアのひとつとして、セラミドの構成成分となるリノレン酸が含まれたスキンケアを取り入れるのがおすすめです。
たっぷりの化粧水でターンオーバーをスムーズに
角質に水分がいきわたると、古くなった角質を自然に剥離させる酵素(グルコシダーゼとプロテアーゼ)が働くため、ターンオーバーもスムーズに。
肌のザラつきやゴワつきが無くなるだけでなく、シミの元になるメラニン色素も排出されやすくなります。
できたザラザラはやさしくオフ!
ポイントは「少しずつ」ケアしてあげること。市販のスクラブ剤によく見られるクルミの破片やマイクロビーズなどで出来たものは、古い角質を一掃することが出来ますが、肌を傷つけてしまう恐れが。何で出来ているスクラブかをしっかりチェックして肌に優しいスクラブを使ってこまめにケアしましょう。
まとめ
肌のザラつきにはセラミドを育てるケア&ターンオーバーを促すケアを
ザラザラ解消の決め手は角質内の「セラミド」と「正常なターンオーバー」。
今日からケアを初めて、ザラつき知らずのお肌で新しい季節を迎えましょう!
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