2020/04/09
新年度、美肌のスタートを切るには洗顔がカギ
春と言えば新年度。キレイな肌で迎えたいものです。 春はホコリや花粉が付着するため、普段より念入りに洗顔したくなりよね? でも、あなたの洗顔方法は美肌から遠ざかっているかも・・・ せっかくの新年度、美肌でスタートさせるには「洗顔」が重要なポイントです。
目次
洗顔の目的
例えば、丁寧に洗顔をしないと肌にどのような影響があるでしょうか?洗い残しがあると、油汚れが肌に残ったまま、空気と触れることで酸化します。また皮脂も分解されて肌に刺激のある物質に変質します。酸化した油汚れや変質した皮脂が毛穴に詰まり、ニキビの原因になります。また、くすみの原因にもなります。
美肌作りのための洗顔とは
あなたが今お使いの洗顔アイテムはどのようなものですか?1つでも当てはまったら注意が必要です。
洗顔後、肌が乾燥するもの
界面活性剤は、水と油のように本来混じることがない物質同士を混ぜるものです。洗顔アイテムには、皮脂やメイクのような油性の汚れを落とすために、石油系の合成界面活性剤が使用されることが多いです。
もともと私たちの肌には、天然保湿因子(NMF)とセラミドがあり肌の潤いを保つことができています。しかし、合成界面活性剤はセラミドやNMFも汚れと一緒に洗い流し、肌を乾燥させます。それだけではありません。合成界面活性剤は混ざり合う力が非常に強いため、角質を溶かして肌のバリア機能を傷つける恐れがあります。
なお、アルカリ性に傾いた肌は15分ほどで弱酸性に戻ります。これをアルカリ中和能と言います。石鹸洗顔の後、しばらくすると突っ張り感を感じなくなるのは、アルカリ中和能があるためです。
洗い上がりがさっぱりしすぎるもの
泡立ちが良すぎるもの
では本当に泡立ちは必要でしょうか?泡立ちがないとクッションがなく肌への刺激が心配になるかもしれませんね。でも発泡剤の方がはるかに肌には刺激となり、先々のことを考えても肌へのリスクは高いです。
また、泡がないと汚れが落ちないのでは?と心配になるかもしれませんが、泡が無くても洗浄剤が汚れに馴染めば、汚れはきちんと落ちます。
どのようなアイテムを選べば良いか
私がおすすめするアイテムは「石鹸」です。石鹸は天然の油脂や脂肪酸とアルカリで作られていて、天然の界面活性剤と言われています。さらに、純粋な石鹸は発泡剤を使用しなくても泡を作ることができますし、泡を無理に作らなくても肌の上で滑り、汚れを取り除くことができます。洗顔アイテムは石鹸、又は石鹸ベースできたアイテムをお選びください。
洗顔の3つのポイント
摩擦が刺激となる場合があります。15秒~30秒を目安に行ってください。
※時間が短いと汚れが落ちていない可能性があります。
2.力を入れて洗わない。
刺激になるだけではなく、肌を傷つけてしまう場合があります。
ゴシゴシ擦らず、優しく肌に馴染ませてください。
3.ぬるま湯洗顔をする
温度が熱すぎると、皮脂を落としすぎ、冷たすぎると、汚れが落ちません。
少し冷たいくらいのぬるま湯で洗顔してください。
洗顔の頻度
でも、洗顔は1日2回、朝と夜で十分です。
過剰な洗顔は肌に必要な皮脂まで落とし、肌トラブルを招くこともあります。どうしても皮脂が気になる時は軽くティッシュオフして皮脂を抑えていただくことをおすすめします。
まとめ
肌は乾燥しやすくないか?洗浄剤に異常な泡立ちはないか?洗顔に時間をかけすぎていないか?など、現在行っている洗顔方法をぜひ見直してみてください。美肌を作り、新しいスタートを一緒に切りましょう!