2019/05/29

ブースターオイルを使ってみよう!選び方と効果的な使い方

美容オイルの存在は知っているけれど、ブースターオイルとして使っていない方に向けて、ブースターオイルをおススメする理由と、使い方のコツをお伝えします。

突然ですがあなたに質問です。 「ブースターオイルを使用していますか?」 ブースターオイルって何?と思った方もいるのではないでしょうか。 実は美容愛好家の方にとっては、ブースターオイルの存在は定番となっています。ブースターオイルは、他のアイテムの浸透を助けてくれるので、ぜひ今のお手入れに追加していただきたいです。本日はまだブースターオイルを使ったことがないという方や、使っているけど効果を実感できないという方に向けて、ブースターオイルの役割とともに、効果的な使い方をお伝えします。

ブースターオイルとは

そもそもブースターオイルとはいったい何なのでしょうか? 「ブースター」とは 後押しするという意味があります。繰り返しになりますが、ブースターオイルは他の化粧品の浸透を助けてくれるアイテムです。 毎日スキンケアをしているつもりでも、 「年齢とともに肌のハリが低下してきた、くすみが気になる。」そんなお悩みを抱えてはいませんか? 肌の水分量が低下すると肌のハリや艶が落ちてきます。スキンケアは念入りにしているつもりでも、実は肌に浸透しておらず、効果が発揮できないことがよく起こります。 せっかく美容成分や栄養分が含まれている化粧品を使用しても、肌にしっかりと浸透しないと意味がありませんよね。

実際に、カウンセリングルームに寄せられるご相談でも、スキンケアにブースターオイルを使用することをおすすめすると、肌の調子が良くなったとのお声を多数いただきます。私自身も元々アトピーで苦しみ、さまざまな肌トラブルを抱えていましたが、ブースターオイルを使用することにより、トラブルが改善しました。

スキンケアをきちんと行っているにも関わらずなかなか肌トラブルが改善せずお悩みの方は、ブースターオイルを取り入れるだけで、大きな違いがでるかもしれません。

ブースターオイルは、スキンケアそのものを後押ししてくれるアイテムですが、使用するオイルの質によってはプラスαのケアにもなります。美肌の要で水分と油分のバランスをとってくれるセラミドを育てるためにも、オイルは非常に役立ちます。さらに、オイルに含まれる栄養分を考えると、肌に与える影響は、一石二鳥どころか、何倍もの働きが期待できるかもしれません。

オイルが肌の浸透を助けるのはなぜ?

私たちラブピープラネットでも ザ・セラム という美容オイルを取り扱っているのですが、初めてスキンケアにオイルをご使用するというお客様から 「オイルは水を弾いてしまうから浸透しないのでは?」というご質問をいただくことがあります。私自身もオイルを使用する前は、 オイル=水を弾くというイメージを持っていました。 しかし、肌は水分よりも油分の方が浸透しやすい という性質があるのです。この事実に私も驚きました。 オイルが肌に浸透しやすい理由は、 私たちの肌の表皮細胞が、「ケラチノサイト」と呼ばれる特殊なタンパク質でできているからです。 このケラチノサイトは、 「疎水性」といって水分を弾く性質があります。なぜかというと、水分は病原菌が発生しやすいので、皮膚や体内に入り込まないように遮断する必要があるからです。一方、オイルは菌が繁殖しないので、肌に浸透しやすい性質があります。特に、必須脂肪酸(自分では作り出すことができないが、必要な栄養素)を多く含んでいるオイルは、とても肌に浸透しやすいです。
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オイルなら、どれでもブースターになるの?

現在、多くのメーカーから美容オイルが発売されています。でも、どんなオイルでもブースターオイルになるのか疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実は、ブースターオイルに向くオイルと向かないオイルがあります。ブースターオイルとして選んでいただきたいのは、肌に浸透しやすい、もしくは肌に馴染みやすいオイルです。
ブースターにおすすめのオイル

・アルガンオイル
ビタミンE、カロテンを豊富に含んだオイルで、保湿力が高いです。
乾燥肌の方におすすめですが、オレイン酸を多く含んでいるので、ニキビが出来やすい方はご注意ください。

・ホホバオイル
皮脂にも含まれているワックスエステルのお陰で、肌への馴染みが非常に良いです。お選びいただく時は、未精製のゴールデンホホバオイルがおすすめです。

・クランベリーシードオイル
必須脂肪酸の一種であるオメガ3が豊富に含まれているので、浸透力が非常に高く、ブースターオイルとしては最もおすすめです。
ただし、ブースター効果が高い分、肌の表面に残りにくいので、フタとしての力は弱いです。 トコトリエノール(スーパービタミンE)という強力な抗酸化物質が含まれているので、酸化しにくいです。

ブースターオイルは洗顔直後の使用から

肌は洗顔直後から徐々に乾燥が始まります。乾燥肌の方は洗顔後、すぐに化粧水をつけないとカサカサになってしまうという経験があるのではないでしょうか?肌は乾燥すると硬くなり、水分を蓄えられません。しかし、 オイルを使用することで、乾燥で硬くなってしまった肌を柔らかくすることができます。肌が柔らかくなることで、次に使う化粧水が浸透しやすくなります。ブースターオイルを効果的に使用するためにも、洗顔直後から使用するのがおすすめです。洗顔後時間を置く必要はありません。ブースターオイルを使用した後はいつも通りのスキンケアを行ってください。

ブースターオイルを使ったスキンケア手順

1.やさしく洗顔をした後、水分を軽くタオルでオフします
2.ブースターオイルを手で温めて、顔に馴染ませます
3.化粧水(サラサラタイプ)をたっぷり顔に馴染ませ、ハンドプレスします
(肌にこれ以上入らなくなるまで繰り返し化粧水をつけてください。)
4.クリームで保湿を行ってください
ブースターオイルはお風呂でマッサージをしていただくことがおすすめです。 お風呂は体も温まっていて、毛穴が開いているので美容成分がより浸透しやすいです。
お風呂でのマッサージ手順(お風呂の最後に行ってください。)

1.洗顔後、通常のスキンケアで使用する量よりも多めにお使いいただき(2倍くらい)お顔全体にオイルを馴染ませてください。
2.下から上に向かって小さな円を描くように、顔全体を優しくマッサージしてください。
(強い刺激を与えないようにしてください。)
※リンパの出口である鼻の周りは上から下にマッサージしてください。
3,そのまま5~10分待ち、美容成分を肌に浸透させてください。
5.オイルは洗い流さず、そのままお風呂から上がってください。
※汗をかいた場合は、軽くタオルで抑えてください。

バスルームでのオイル保管について

洗顔直後にオイルを使用するとなると、気になるのが保管状態ではないでしょうか。高温多湿のバスルームでは、オイルによっては酸化しやすく、劣化を招く可能性があります。入浴中にオイルを使うとしても、できればバスルームのドアの外に用意しておくと便利で安心です。また、酸化しにくいオイルを選ぶのもおすすめです。先ほどご紹介したアルガンオイル、ホホバオイル、クランベリーシードオイルは酸化しにくいオイルですので安心してお使いいただけます。一方、ローズヒップオイル、亜麻仁油などは美容オイルとして人気ですが、酸化しやすいので注意が必要です。どのようなオイルにも共通して言えますが、保管時には直射日光を避け、ご使用後はフタをしっかり閉めて下さい。冷蔵庫に入れて保管したい場合は野菜室など比較的温度が高い場所で保管してください。なるべく気温差が生じないようにすることがポイントです。 (例えば、真夏はエアコンの効いている部屋でオイルを保管している場合、エアコンをかけている時と切っている時では温度差が激しいのでオイルを保管する環境にはあまり適していません。真夏は冷暗所がおすすめです。)
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肌にやさしいブースターオイルの選び方

ブースターオイルを選ぶポイントについて確認してみましょう。

容器のタイプにもこだわって

容器はオイルの質に影響します。酸化を遅らせるためにも、色付きの容器に入ったものを選ぶようにしましょう。私たちで取り扱いのあるザ・セラムは、オイル自体が酸化しにくいのはもちろんのこと、遮光性ボトルを使用しています。 また、小容量のものなら、劣化する前に使いきることができます。お得感を求めて、大容量のオイルを購入してしまうと、使い切る前に劣化してしまうかもしれません。

自分にあったオイルを選ぶ

美容オイルには多くの種類がある上、同じオイルでも使用感にも個人差があります。どのようなオイルを選べばよいか迷ってしまうこともあると思いますが、まずはオイルの特徴を確かめてください。繰り返しになりますが、ブースターオイルとして認知されているアルガンオイルですが、ニキビが出来やすい方は注意が必要です。実際に私もアルガンオイルでマッサージをしたところ見事にニキビができました(泣)
また、オイルによっては肌に合わない場合もあります。人の肌は一つとして同じものはありません。全ての肌にあうオイルはありませんので、極論すれば実際に使ってみて、あなたの肌に合うか確かめるしかありません。新しいオイルを始める際は、はじめにパッチテストを行って、アレルギー等の反応がないかを確かめてください。
また、オイルの香りや使いやすさも考えてみてください。毎日使うものですから、心地よくスキンケアを行うことも美肌作りには大切なポイントです。ただし、 合成香料合成着色料 が含まれているオイルは避けてください。これらは毒性が強く、アレルギーの原因になりやすい成分です。なお、香料の場合、成分表に香料としか記載がないので、何が入っているか分からないという問題もあります。 スキンケアの基本としてブースターオイルを取り入れてみましょう 。

スキンケアに美容オイルを使用する方が増えていますが、美容オイルは、乳液代わりにしたり、化粧下地として使ったりと、使い方は様々です。浸透しやすいオイルなら、ブースターがおすすめです。ぜひ、使用前後の肌の違いをご確認ください。ワンランク上の素肌を目指しましょう。

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