2022/09/07
初秋はシミが定着しやすいって本当?
真夏を過ごしてもシミが現れなかったので「今年の紫外線対策はバッチリ!」と思っていませんか?油断大敵です。9月以降の肌に突然、シミやくすみがあらわれることは決して珍しいことではありません。
紫外線対策を疎かにしていませんでしたか?
美肌にこだわる人は、春から夏にかけてしっかりと紫外線対策を行ってきたかと思われます。しかし、紫外線の影響を完全にシャットダウンできたかというと、そうとは限りません。うっかり日焼けをしてしまうことも。どんなに紫外線対策をしていても完全に紫外線を防ぐことは難しいでしょう。
紫外線対策を疎かにしていた人にとって、なおのこと、それが明確にあらわれるのが秋以降です。
秋は紫外線の影響がでやすい時期
紫外線のダメージを受けるとメラノサイトが刺激され、メラニンを過剰に生成することになります。正常な角質層であれば、皮膚の新陳代謝によって押し上げられ、古い角質とともにメラニンは排出されていきます。
しかし、夏が終わった肌というのは、紫外線のダメージよってバリア機能が弱まっています。しかも毎日使用していたエアコンによって肌内部は水分が不足しています。
さらに、秋に入ると急激に気温が下がっていきます。空気の乾燥によって肌内部の水分不足はますます加速していくことでしょう。
乾燥が進んでバリア機能が低下した肌は、代謝がスムーズに行われません。そのため、メラニン色素を含んだ余分な角質が停滞してしまうことに。その結果、色素沈着(シミ)があらわれやすいというわけです。
夏が終わったからといって安心するのではなく、むしろ新しいシミを作らないためのケアを早めに行うべきです。
シミ予備群を作らないための対策法
(1)スクラブ剤の使用
スクラブ剤にもいろいろとありますが、こんにゃく芋由来のグルコマンナンを主成分としたものが良いでしょう。ソフトな感触で肌を傷めつけることなく、古い角質を取り去ることができますし、肌の保水力がキープできます。こんにゃく由来のスクラブ剤は、夏のお疲れ肌にはぴったりです。
(2)体内からのケア
抗酸化力の高い栄養素として体表的なのが、ビタミンCです。ビタミンCには、メラニンの沈着を抑え、できたメラニン色素を還元してシミを薄くするという作用があります。ビタミンCを多く含む食材は、パプリカ、菜の花、ブロッコリー、株の葉、カリフラワー、ゴーヤなどがあります。
ブロッコリー、人参、かぼちゃといった緑黄色野菜には、カロテノイドという抗酸化成分が、ブルーベリーやクランベリーなどベリー系にはアントシアニンという抗酸化成分がたっぷり含まれています。
(3)抗酸化成分をスキンケアに
そこでおすすめなのが、クランベリーオイル配合のスキンケア化粧品です。
クランベリーには、ポリフェノール、ファイトケミカルといった抗酸化作用を持つ栄養素がたっぷりと含まれています。特に注目すべきが、スーパービタミンE(トコトリエノール)という成分です。
スーパービタミンEの凄いところは、若返りのビタミンと言われるビタミンEの40~60倍もの抗酸化作用があるというところ。シミの原因となる活性酸素を無毒化する力があるのです。
また、細胞間脂質であるセラミドの産生を促す働きのあるオメガ3も含まれています。オメガ3がセラミドを生み出す力を高めることによって、正常なターンオーバー機能を取り戻し、できてしまったシミを追い出すのにも効果が期待できます。
このような抗酸化力に優れたクランベリーオイルが配合されたスキンケア化粧品を使ってみてください。クランベリーに含まれる抗酸化力によって、活性酸素を除去し、シミが肌にできにくい肌質へと変化させてくれるに違いありません。