2025/10/09
秋は過ごしやすいのにお肌は揺らぐ? ナチュラルオーガニックで整える秋のスキンケア
長い夏が終わり、心地よい秋がやってきましたね。秋は食やファッション、美術、スポーツなど、五感で楽しめる魅力が多い季節です。 しかしその一方で、秋はお肌にとって“ゆらぎやすい季節”でもあります。夏の紫外線ダメージが表面化し、朝晩の気温差や湿度の低下で乾燥が進むので、結果として、カサつきや赤み、かゆみなど、お肌が不安定になりやすいのです。 そんな秋のゆらぎ肌を整えるカギは、自然の恵みを活かした“ナチュラルオーガニックのケア”です。今回は、秋にお肌が揺らぐ理由と、その対策となるオーガニックスキンケアの取り入れ方をご紹介します。
目次
秋のお肌がゆらぐ理由を知ろう
昼夜の寒暖差と湿度の低下がお肌を乾燥させる
顔よりも先に、手元が乾燥すると感じる方も多いかもしれません。空気の乾燥はお肌のバリア機能を低下させ、小じわや粉ふき、つっぱり感を引き起こす原因になります。過ごしやすい季節であるがゆえに、保湿ケアを怠ると一気に乾燥ダメージが進んでしまいます。
夏に受けた紫外線ダメージが表面化する
実は、夏に浴びた紫外線がお肌に蓄積され、秋になってからシミやくすみ、ゴワつきとなって表れてきます。
紫外線は日焼けだけでなく、お肌の真皮層にまで届き、コラーゲンやエラスチンを傷つけてしまうため、老化を進行させてしまうのです。
そんな秋のスキンケアは、慌てて美白やエイジングケアを行うよりも、まずは「ダメージを落ち着かせ、お肌を整えること」を優先しましょう。土台が整っているからこそ、エイジングケアは力を発揮します。
生活リズムやホルモンバランスの変化
季節の変わり目に体が対応しようとする過程で、お肌のターンオーバーが乱れ、敏感に傾くこともあります。
また、秋は美味しい食べ物が多く、つい食べ過ぎてしまうことも。夏バテで食欲が落ちていた人も、この季節になると一気に食欲が戻りやすいですよね。その結果、お肌の回復にまわるはずのエネルギーが胃腸の活動に優先的に使われてしまうこともあります。
だからこそ、内側からの体調管理とスキンケアの両面からアプローチすることが大切なのです。
ナチュラルオーガニックでできる秋の肌ケア
植物オイルでうるおいとバリア機能を守る
特にローズヒップオイルはお肌への浸透が早く、ベタベタとしない使用感が特徴的です。
洗顔後に化粧水で水分を補ったあと、数滴のオイルをなじませるだけでも、お肌の水分蒸発を防ぎ、バリア機能をサポートしてくれます。そのため、敏感に傾いたお肌でも取り入れやすいのが魅力です。
ナチュラルオーガニックのオイルは余計な成分を含まず、皮膚の組織を壊さずに、お肌に必要な潤いを届けてくれます。そのため、敏感に傾いたお肌でも取り入れやすいのが魅力です。
まずはスキンケアの手順やアイテムを大きく変えず、いつものケアに数滴のオイルを加えてみてください。
ハーブエキスでゆらぎ肌を落ち着ける
これらの植物には抗炎症作用があるので、浴びるだけでお手軽にケアができるフェイシャルミストを取り入れましょう。お肌のケアだけでなく、心までほぐしてくれる働きがあります。
シンプル処方で敏感になったお肌にもやさしく
お肌がゆらいでいる時は、短期的な効果を求めるよりも、お肌のバランスをじっくり整えることを意識しましょう。
過剰なケアをやめたらお肌がキレイになったという事例もあるほどです。シンプルなケアが丈夫な肌づくりの第一歩になるかもしれません。
まとめ
植物オイルでうるおいを守り、ハーブエキスでお肌を落ち着け、シンプルなオーガニック処方で優しくお肌を労わること。これらの積み重ねは、乾燥に負けない健やかな素肌づくりに繋がるはずです。