2018/12/07
シャンプー談義!「シリコン」と「ノンシリコン」どちらを選びますか?
髪の毛のために「ノンシリコン」のシャンプーやトリートメントを使用しています!という方は多いのではないのでしょうか?「ノンシリコン」のものだったらなんでも安心♪いいえ。そんなことはありません。ぜひ続きをお読みください。
シリコンとは
ヘアケアとシリコン
シリコンは安全なもの?
髪の毛をピッタリと覆ってしまうので、シリコンが髪の毛に残りやすく、頭皮につくと汚れや皮脂とくっつきます。毛穴にもシリコンが残ってしまうので、長期間使い続けると髪が細くなったり抜け毛の原因になるとも言われています。特に髪の毛の生え際やフェイスラインはシャンプーやリンスのすすぎ残しでニキビができやすいです。
ただし、ノンシリコンや石鹸シャンプーと比べ、洗い上がりや使い心地は圧倒的に良いです。髪が痛んでどうしようもない場合は、シリコン入りのシャンプーやトリーメントを使い、頭皮やお顔にかからないように注意しながらお使いいただいた方が良いです。
ではノンシリコンは安全なもの?
「ノンシリコン」と聞くと、良いイメージを持つ方が多いのではないでしょうか?
「シリコンが入っていないということは髪の毛にダメージを与えることはないので、安心して使える。」そんな風に思う方もいらっしゃるかもしれません。
本当にそうでしょうか?その答えは「ノンシリコンシャンプー」の成分を見るとわかります。
例えば、とあるメーカーのノンシリコンシャンプー。成分を見てみました。
・PEG
・安息香酸Na
・香料
もちろん髪の毛がコーティングされることはありませんし、シリコンが配合されているものと比べると泡立ちも悪いので洗い残しの懸念も少ないです。
しかし問題は仕上がりです。シリコン入りのシャンプーと比べ、きしみやすく仕上がりも良くありません。ノンシリコンのシャンプーやトリートメントを使った後、仕上げにヘアケア用品を使う方もいらっしゃると思います。ではそのヘアケア用品はノンシリコンなのでしょうか・・・
恐らくシリコンの入っているものが多いと思います。
よくノンシリコンに並んで紹介されるもので「石鹸シャンプー」がありますが、これはどんなものでしょう?基本的に液体の石けんと考えていただいて良いです。他のシャンプーと比べて非常にキシみやすいです。さらに使い方を間違えると石けんカスが髪にまとわりついてベタついてしまいます。頭皮には優しくても、洗い心地や仕上がりを考えると使い人を選ぶシャンプーと言えるかもしれません。
ナチュラル成分のみのノンシリコンシャンプー
また、かなり自然の成分で作られているアミノ酸系のシャンプーでも使用感は落ちる上、かなり高額になります。
選び方が非常に難しいヘアケア商品。シャンプーやトリートメントに何を求めるかにより商品を選ぶことが大切です。みなさまは、どんなものを選びますか?