2022/06/23
頭皮の臭いが治った!日常ケアで行える対策法とは
毎日シャンプーをしているのに、何だかプーンと臭いニオイが漂っていることありませんか?特に夏になると頭皮も汗でムレやすくなって臭さも倍増していくはず。しっかりとシャンプーしているのに臭うという人は、ホホバオイルを使った頭皮ケアがおすすめ。実践してみて「頭皮の臭さが治った」という人は多いようです。そこで今回は、ホホバオイルを使った頭皮ケアについてご紹介いたしましょう。
頭皮が臭くなる3つの原因
頭皮が臭くなる最大の原因は、皮脂です。
頭皮には、顔のTゾーンの2倍もの皮脂腺があります。シャンプーしても4時間から半日で、皮脂は再び地肌を覆ってしまうくらい、皮脂分泌が活発に行われています。
当然ながら、分泌された皮脂を放っておくと、時間とともに酸化しますし、毛穴にも詰まりやすくなります。
頭皮には、皮脂をエサとするマラセチア菌という常在菌が存在していますが、何かしらの理由で頭皮の皮脂バランスが崩れてしまうと、臭いニオイ物質を発生させてしまいます。
②汗
かいたばかりの汗は無臭です。しかし、汗を拭かずに放っておくと、皮脂と頭皮にある垢と細菌の分解によって臭いニオイを発生させます。
身体にかいた汗は拭きとることができますが、頭皮は髪の毛に覆われているため、完璧に拭き取ることができません。しかも高温多湿という状態ですので、とても蒸れやすいです。皮脂と汗が混じり合って独特の臭いを発生させます。
③洗い方やすすぎの仕方が悪い
シャンプーの洗い方が悪かったり、すすぎが足りなかったりすると、頭皮は臭くなります。
シャンプーやトリートメント剤に含まれる化学物質(シリコーンやカチオン界面活性剤など)は、髪表面に膜を形成し、髪にツヤやハリ、指通りのなめらかさを与える成分です。しかし、コーティング力が極めて強いです。
コーティング力が強いがゆえにシャンプーで洗っても落ちにくいため、どうしても頭皮に残ってしまいがち。
頭皮に残っている皮脂と汚れ、シャンプー剤に含まれる化学物質が混ざり合い、それをエサとする雑菌が繁殖し、臭いの発生につながります。
頭皮の臭い対処法!ホホバオイルで頭皮マッサージ
ホホバオイルには、ワックスエステルという成分が豊富に含まれています。人間の角質に30%含まれているワックスエステルは、肌なじみがとてもいいです。
そして、皮脂に溶け込みやすく、毛穴に入り込んだ皮脂やシャンプーに含まれる化学物質を浮かして落とします。しかも、ホホバオイルには、ビタミン類(A、B、E)アミノ酸、リノレン酸、オレイン酸などの栄養がたっぷり含まれていて、健康的な髪の育成に役立ちます。
そんなホホバオイルを利用して頭皮マッサージすることで頭皮をディープクレンジング!臭いニオイをスッキリ解消します。そのうえ、頭皮の健康を守り、美しい髪づくりに役立つから、一石二鳥ですね。
ホホバオイルの選び方
(1) シャンプー前の乾いた髪をブラッシングする
(2) 乾いた状態で、ホホバオイル500円玉大を手に取って、頭皮になじませ3~5分間くらい放置
(3) 両手の指先をつかって毛穴の汚れを浮かせるようにマッサージ
(4) 少量のお湯をなじませ、汚れを浮かせる
(5) お湯で全体をすすいで完了
(6) そのあとはいつも通りシャンプーをするだけ
ポイントとしては、
・オイルを頭皮につける前にブラッシングしておく
・オイルをつけたら、3~5分間くらい放置する
「オイルをつけてから、しばらく放置する」こともポイント。その際、タオルやシャワーキャップを利用すると、頭皮が温まって皮脂が浮きやすくなります。
これらの頭皮マッサージは、バスタブにつかりながらリラックスした状態で行ってもよいです。身体とともに頭皮も温まって皮脂汚れが落ちやすくなりますし、その分、シャンプーの泡立ちもアップするでしょう。
ちなみにホホバオイルは、頭皮にダメージを与えることはありませんので、毎日使用しても大丈夫です。
実際にホホバオイルを利用した頭皮マッサージよって、頭皮の臭いが治ったという人も多いです。シャンプーでは落としきれない毛穴に詰まった皮脂汚れやシャンプーやトリートメント剤の化学物質など落ちにくいものが、ホホバオイルの効果によって浮き出されるからでしょう。