2019/11/20
基礎化粧品が多すぎる!
「基礎化粧品が多すぎで、朝晩のお手入れが大変(泣)」なんて思ったことはありませんか?基礎化粧品が多くなってしまう理由を知り、何種類もの化粧品を塗り重ねることが本当に必要かどうか考えてみましょう!
目次
私が以前使っていた有名ブランドのラインナップは、
② 洗顔
③ 化粧水
④ 美容液
⑤ ⑥乳液(昼用と夜用あり)
⑦ クリーム
⑧ アイクリーム(目元だけ)
⑨ 美白クリーム(シミの部分だけ)
その数、実に11点!お手入れに時間はかかるし、お金もかかるし本当に大変でした(>_<)
それでも、デパートのカウンターでアレコレと勧められるとラインですべて使わなければいけない気持ちになってしまうから不思議です。
でも、どうしてそんなにたくさんのアイテムを使う必要があるのか考えたことはありますか?
化粧品が届くのは表皮まで
角質層の厚さは0.02mm(場所によって異なります)。
そこに、そんなにたくさんのお化粧品が本当に必要でしょうか?
私が角質層だったら(例えが変ですが・・・)、11アイテムも次々と塗られたらおなかいっぱいで、おなかを壊してしまいそうです。(汗)
化粧品の成分はどれも同じ?
・化粧水
・美容液
・乳液
・クリーム
また、私の使っていた乳液とクリームは、ほとんど同じ成分で作られていました。
このように同じような成分のアイテムを幾重にも重ね塗りする必要が本当にあるのでしょうか?
化粧品会社の儲けの為!?
それはズバリ「化粧品会社の儲けの為」です。
一人の顧客が1つの商品を買うより3つの商品を買ってくれた方が、化粧品会社は嬉しいに決まっています。
ひとつの商品から始まった基礎化粧品会社が、次第にラインナップを増やし、メイクアップ製品やシャンプーなどのヘアケア商品やボディ商品、さらにはサプリメントまでラインを広げていくのはよくある光景です。
顧客の肌をコントロール?
例えば・・・
絶対化粧崩れしないファンデーションを開発した会社(仮にA社とします)があるとします。そのファンデーションには、刺激の強い成分のクレンジングが必要です。
そこでA社は、強力なファンデーションを落とす、強力な洗浄力を持つクレンジングと洗顔料を発売しました。
強力な洗浄力を持つ洗顔料は、通常の洗顔では落ちないものを落とす必要があります。実はメイクを落とすために、角質も一緒に溶かして落とします。角質は何層にも重なっているので、多少溶かしてもすぐに痛みなどの刺激や乾燥を感じません。でも、毎日続けていくうちに、角質層は薄くなりますし、角質層にある潤い物質「セラミド」が流れ出して、肌は乾燥しやすくなります。
そこでA社は少しずつシリコンなど合成ポリマーを配合した化粧水や乳液、クリームを発売します。シリコンはビニールで肌を覆うように強力な「フタ」の役割を果たします。
しかも、シリコンの配合量は絶妙に調整されていて、肌の薄い目元や口元は乾燥を感じやすい状態です。そこにオプションアイテムとして、パックや部分用のクリーム、さらには「肌を内側から潤すために」と美容サプリメントを発売・・・。
こんな風に、一人の顧客を自社商品の中でぐるぐる回遊させることが出来たら、化粧品会社にとってこんなに儲かることはありません!
どうして一緒にしないのか?
例えば
美容液と美白美容液
通常の美容液とは別に美白美容液を出しているところって多いですよね。
通常の美容液に美白成分を混ぜてくれれば1本で済むのに・・・。
昼用の洗顔石鹸と夜用の洗顔石鹸
もう、違いがわかりません・・・
もしかしたら、本当は一つにまとめられるものでも「あえて」別々にしているのかも・・・。
あまりにアイテムの数が多いとそんな風に見えてしまいます。
肌に本当に必要なものだけを使いましょう!
私は、基本的にはそのスキンケア方法で十分だと思っています。
私たちの肌には、肌を外部刺激や乾燥から守る「肌バリア」(角質や皮脂膜)が備わっています。さらに私たちの肌には「常在菌」がいて、肌の健康や美しさを守っています。
しかし、強力なクレンジングや洗顔料は肌バリアを壊します。また、合成ポリマーは常在菌の働きや肌バリアの働きを弱めるマイナス効果があると言われています。
本当にスキンケアで肌を美しくしていると言えるのでしょうか?
おすすめのスキンケアアイテム
メイク落としも洗顔もこれ一本!肌に必要な潤いを残しながら汚れをしっかり取り除きます。
肌の水分を届けることに特化した化粧水。人の成分に近い海洋深層水で肌をしっかり潤します。
肌にしっかり栄養分を与えて、「セラミド」の生成をサポート。肌自らが潤う力を育てます。
肌の表面をしっかり保護して水分の蒸発をストップ!栄養成分がじっくり肌に
まとめ
「使えば使うほど綺麗になれる」「高ければ高いほど肌に良いはず」そんな風につい思ってしまう商品たち。
でも、「限られたお顔の面積」と「限られた(スキンケアの)時間」と「限られたお財布」。これらをよく考えて、化粧品メーカーに踊らされることなく、本当に必要なスキンケアを行っていきたいですね。