ナチュラルオーガニックでケアする、梅雨の「どんよりくすみ」
今年も梅雨シーズンがやってきましたね。ジメジメとした梅雨の時期は、お肌がパッとせず、からだが重く感じている方も多いはずです。
なぜなら、湿度や気圧の変化、室内外の温度差などによって、私たちのお肌は知らず知らずのうちに巡りや代謝が乱れているからです。
全身の巡りが悪いと、お肌の不調だけでなく体調不良にも繋がってしまいます。
今回は、この季節にぴったりのナチュラルオーガニックのケアをご紹介します。お肌と体、そして心も整えていきましょう。
梅雨の肌にあらわれる、お肌の「どんよりくすみ」
梅雨のお肌トラブルに多い「どんよりくすみ」。なぜ、梅雨にくすみが気になるのでしょうか?
ターンオーバーの乱れ
梅雨は、湿度と気圧の変化によってお肌のターンオーバーが乱れやすくなります。肌荒れやくすみなど、目で見てわかる肌不調だけでなく、インナードライやエイジングサインの進行が早まる原因にもなります。
室内外の気温差
梅雨はジメジメと暑いので、冷房の使用頻度が多くなりますよね。室内外の温度差によって血行不良になると、顔色がくすむ原因となります。特に、先月は寒暖差が激しかったので、日々の疲れが蓄積されているのではないでしょうか。
紫外線によるメラニンの蓄積
梅雨の時期でも、時々晴れる日もありますよね。束の間の晴れ間は、油断して紫外線のケアを怠りがちです。意外にも、梅雨時期はメラニンの蓄積がじわじわ影響し、お肌がくすむ原因となっています。
「どんよりくすみ」をケアするナチュラルオーガニックのスキンケア
梅雨のデリケートなお肌は、合成成分に頼りすぎず、植物の力を取り入れて育むことが大切です。お肌が本来持っている自活力を高めながら、「どんよりくすみ」を一掃しましょう。
クレイケア
梅雨は気温が上がって皮脂量が増えるので、定期的に角質ケアを取り入れましょう。
角質ケアは、ものによってはお肌を刺激するリスクがあるので、塗って洗い流すだけで角質をオフできるクレイケアが使いやすいです。
クレイの種類の中でも特に洗浄力が穏やかなホワイトクレイやカオリンを選びましょう。また、クレイだけでなく、肌あたりの優しいこんにゃくスクラブもおすすめです。強い力を加えず、優しく撫でるようにしましょう。
オーガニックのフローラルウォーター
シンプルなオーガニックのローズウォーターやハマメリスウォーターでお肌を整えましょう。お肌のpHバランスやキメを整えることで、お肌の表面に透明感とツヤ感が復活します。
天然由来の美白成分配合のスキンケア
メラニンへアプローチをすることで、ナチュラルに明るいお肌を育みましょう。美白成分は、敏感なお肌にとって刺激となる場合がありますので、植物や果物、発酵由来など、天然由来のものを選びましょう。
お肌を労り優しく作用する、下記のような成分を参考にしてみてください。
・ビタミンC誘導体(アスコルビルグルコシドなど
・ アルブチン(天然型)
・カモミールエキス(カミツレ花エキス)
・甘草根エキス(グリチルリチン酸2K)
・ 酒粕エキス・米ぬかエキス
・ ローズヒップオイル
梅雨は体の巡りも滞る
梅雨は体の巡りも滞りがちです。お肌のくすみも、単なる肌表面の問題だけでなく、生活習慣やインナーケアとも密接に関わっています。全身の巡りを整えるケアをご紹介します。
レモン水+ミントのデトックスウォーター
朝起きて鏡を見た時に、お肌がどんよりとくすんでいたら、朝一番に「レモン+ミント」のデトックスウォーターを飲みましょう。巡りを整えるために、毎朝の習慣にしても良いですね。
抗酸化力の高い旬の野菜
抗酸化力の高い旬の食材は、ビタミンCや鉄分を豊富に含み、巡りケアをサポートしてくれます。ブロッコリー、トマト、ブルーベリーなど抗酸化力の高い旬の食材を意識して取り入れましょう。特に、オーガニックの食材には高い抗酸化作用があります。無理なく無農薬の食材を取り入れましょう。
アロマディフューザーで空気をリセット
お肌や体調不良にはストレスも大きく関係しています。ジメジメとした空気は気分が重たくなり、ストレスの原因にもなります。空間を整えることも忘れずに。オーガニックのユーカリやティーツリーの精油は、ジメジメとした空気をリセットして爽やかな気持ちになりますよ。
まとめ
いかがでしたか?今回は、梅雨の「どんよりくすみ」の原因と対策方法をご紹介しました。
ナチュラルオーガニックのスキンケアの考え方は、お肌への刺激を最小限に抑えつつ、お肌本来の持つ力を高めることが大きなポイントです。
お肌がなんだかパッとしない…。そんな日は、少し立ち止まって、自分を存分に労ってあげてくださいね。