2022/10/18
手は年齢のバロメーター?今日から実践できる手のケア
顔のスキンケアはしっかりしていても手のケアって意外と忘れていませんか?手は顔より年齢が出やすく、意外と目につきやすいパーツです。そこで今回は手の美容として取り入れたハンドケアについて考えてみます。
なぜ、手は年齢がでやすいのか?
まず、手は皮脂腺がほとんどありません。皮脂腺と汗などが混じり合って皮脂膜を作り、それがバリア機能として機能しています。その皮脂腺が手の平や甲に少ないということは、水分が蒸発しやすく、乾燥しやすいです。
<外部からの刺激を受けやすい>
洗い物など水仕事で、素手でそのまま洗い物などをしてしまうと、肌の皮脂やうるおい成分が流出していきます。また、手も顔と同じで紫外線ダメージを受けやすいです。紫外線の光老化によってコラーゲンやエラスチンが破壊され、手の肌にハリがなくなったり、シワができたりしやすいです。しかも手は顔と違って紫外線対策を怠りがちなので、ダメージをもろに受けてしまいます。
<加齢によってセラミドが減少してしまう>
加齢とともに顔のセラミドは減っていきますが、それは手も同じ。20代の頃は角質層にセラミドがたっぷり含まれていたため、きめ細やかな肌であっても、年齢を重ねるごとにセラミドの量は減少し、乾燥やシワができやすい手となってしまいます。
手のケアのポイント
水仕事をする前のケア
そして、ゴム手袋を装着する前に、美容オイルを塗ることをお勧めします。お湯や水、洗剤などから肌を守るだけでなく、密封効果によって美容オイルの成分が角質層まで浸透しやすくなります。
水仕事前のケアにはホホバオイルを
就寝前のケア
手の甲に美容オイルを塗って、反対の手に馴染ませます。そのまま2分間ほど置いた後、ホットタイルで優しく手を包んでオイルパックしましょう。タオルが冷める前にオイルをふき取り、化粧水で肌を整えます。美容オイルによる密閉効果とホットタオルで温める作業によって、乾燥知らずにしっとり肌に。
<ハンドマッサージ>
美容オイルを手の平にのせたら、手の平全体になじませます。指一本一本にも丁寧に塗ってあげてから、指の付け根の関節から指先に向かって、小さな円を描くようにマッサージしていきます。
手にはいろいろなツボが存在します。ハンドマッサージをする際は、指と指の間を押したり、手の平を親指で押したり、手にあるツボを刺激することで、目の疲れや肩こりなど、いろいろな効果が出てきます。手のケアだけでなく、手のツボをつかって体のケアも同時に行えますよ。
最後に指先や爪のマッサージも行ってみてください。指先が乾燥してしまうとせっかくネイルケアしても綺麗に仕上がらないはずです。ですので、ハンドマッサージの際は指先や爪の先までオイルを塗って丁寧にマッサージすることが綺麗に見せるコツです。