2022/08/18
ひじとひざの黒ずみやざらつき解消法
ノースリーブやTシャツを着る機会が多い夏。気になるのがひじやひざの黒ずみではないでしょうか。せっかく綺麗に着飾っても黒ずんでガサガサなひじやひざであれば、モチベーションも下がりますよね。そこで今回は、ひじとひざが黒ずんだり、ざらついたりする原因と解消法について紹介いたします。
ひじやひざの黒ずみやざらつきの原因
2.摩擦や圧迫による刺激
1.皮膚の乾燥
ひじやひざは皮脂分泌が少なく、汗もかかない部位ということもあり、乾燥しやすいです。カサついた皮膚は固くなり、ターンオーバーも停滞しがち。知らず知らずのうちに、古い角質が溜まって、がさつきや黒ずみを起こします。
2.摩擦や圧迫による刺激
テーブルの上や床に座る際にひじやひざをついたりすることによって物理的な摩擦を受けます。そのため、皮膚を守ろうとして、皮膚が固くなったり、メラニン色素が過剰に生成されてしまいます。
メラニン色素の排出のスピードは、加齢によって遅くなります。年齢が高くなればなるほど、新陳代謝(ターンオーバー)が遅くなり、メラニン色素が溜まっていき、色素沈着が起こりやすくなります。
ほかにもあるボディの黒ずみ
きつい下着も色素沈着が起こりやすいでしょう。締め付けている部位にかゆみが起こり、それを掻いたりすることによって色素沈着だけでなく、皮膚トラブルを起こしてしまうこともあるので気をつけてください。
ボディの黒ずみやざらつきの解消法とは
黒ずみやざらつきのひじやひざは、古い角質が積み重なって厚くなっている状態なので、角質ケアを行いましょう。角質ケアは、入浴して角質が柔らかくなった状態で行うのがベスト。古い角質が落としやすくなっているからです。
角質ケアにはスクラブ剤がおすすめ。スクラブ剤とは、細かい粒子が研磨剤として配合されたアイテムのことです。スクラブ剤を使うことによって古い角質を除去でき、黒ずみやざらつきを解消し、ターンオーバーを促進する働きが期待されています。
黒ずみやざらつきが気になるボディ部位にスクラブ剤をのせてクルクルとマッサージするだけ。ボディの場合は、週に2~3回ペースで行うのが理想的です。
自宅で手軽に角質ケアできるスクラブ剤ですが、「肌を傷めたりしない?」とか、「赤くなったり、ヒリヒリしそうで怖い」といった不安を持たれる方もおられるかと思います。たしかにスクラブ剤の使い方によって肌トラブルを起こしやすいので気をつけたいところです。
スクラブ剤を使うときのポイントは
・こすり過ぎたりしない
・天然素材のスクラブ剤をつかう
ざらついた古い角質が面白いように取れるので、ついゴシゴシと力を入れてこすりがちですが、これはNG!肌に過度なダメージを与えてしまうので危険です。肌の上を優しくなでるようにクルクルとマッサージするのがコツです。
スクラブ剤といえば、ソルトや重曹など粒子が大きくて洗浄効果が高いものもあります。しかし、肌を傷めつけないためにも天然素材でできたスクラブ剤がおすすめです。
果物の種子を細かく砕いたスクラブやこんにゃく粒子でできたスクラブなどいろいろな種類がありますが、天然素材でできたスクラブは肌に優しいという共通点があります。スクラブが配合された商品を購入するときは、スクラブの素材にも注目してみてください。
顔と同じようにひじやひざも保湿効果の高いクリームで肌を守ってあげましょう。うるおいに満ちた皮膚となれば、ターンオーバーも整いますし、黒ずみやざらつきもできにくくなります。クリームを塗る際は、ひじやひざの関節を曲げてシワを伸ばしながら塗りましょう。
時間に余裕があるときは、クリームを塗ったあと5~10分間ほどラップパックを行いましょう。ラップパックを行うことでよりしっとり滑らかでキレイなひじやひざが出来上がりますよ。