2020/02/14
セラミド配合化粧水の闇
セラミドが配合されている化粧品をよく見るけど本当に肌に効果的?そこにはこんな闇がありました・・・
「セラミド配合の化粧水を使っていれば、ザ・セラムは使用しなくても良いですか?」
ザ・セラムはセラミドを増やす美容オイルなので、こんな疑問を持たれたようです。
最近、セラミド配合の化粧水が増えてきたように思います。
化粧水だけではなく、美容液やクリームなどセラミド配合の化粧品を目にすることが多くなりました。
化粧品に配合されていれば、手軽にセラミドを補うことができるので「美肌への近道!」と思うかもしれませんが実はこんな闇があります。
闇に迫る前に、セラミドについて復習してみましょう☆
セラミドとは
・紫外線のダメージから肌を守ってくれる
・肌の潤いを保ってくれる
などセラミドは健康な肌を保つカギとなります♪
セラミドは年齢を重ねる度に減ってしまいます。
そこで外部からセラミドを補うことでセラミド不足にならないようにすることを目的としています。
セラミド配合の化粧品は高い保湿力があるので、乾燥が気になる時に使うと乾燥が和らぎます。
なぜ闇?
セラミドは水に溶けない
脂質なので水には溶けません。ですから化粧水に配合してもほとんど溶けません。
化粧水にセラミドを配合するためには水に溶ける液体にする必要があります。
そのために水に脂質入れて、合成界面活性剤をガンガン使って溶かそうとするのですが、それでもほとんど溶けてくれないのがセラミドです。このようにしてやっと作ったものが液体のセラミドです。
それでも1%程度しか配合できません!でも、この液体のセラミドはそのままでは白濁したどろっとしたもので使い心地もあまり良くないですし、高価なので、化粧水に1%程度液体のセラミドを入れます。
つまりセラミド化粧水には1%の1%(0.01%)程度しかセラミドは含まれていないのです。
ちなみにセラミドは脂質というぐらいなので油に溶けやすいイメージがあると思いますが、そんなこともありません。
ヒト型のセラミドは硬い粒のような形状で、合成界面活性剤を使わない限り、油にもエタノールにも溶けない物質です。
セラミド原液
でも、先ほどお伝えした通り、ヒト型のセラミドは液体ではないので、厳密な意味で「原液」というものは存在しません。
化粧水に配合される前に界面活性剤などで溶かした白濁した、どろっとしたものを「原液」と呼んでいます。
でも、一般的なセラミド原液は透明のさらっとしているし透明で、しかも安価ですよね。
ではなぜ、このようなセラミド原液が存在するのかというと、厳密にはヒト型のセラミドでなく「スフィンゴ脂質」というセラミドに似た物質がセラミド原液として販売されているようです。
こちらはセラミドより溶かしやすく、生産もしやすいので安価です。
しかし、保湿力が弱く、肌バリア機能アップはあまり期待できません。
種類に注意
天然由来のものもあるが、セラミドに似た構成の保湿成分を化学合成した石油由来の成分を使用した疑似セラミドも多くあります。
このようなものはセラミドとは違うので、セラミドの働きをすることはありません。
継続して使用しなくてはいけない
しかし、継続的に使用しないとお肌は元に戻ってしまいます。
※使用を中止して2日で戻ったというデーターもあります。
結論
私たちはセラミド配合の化粧品を使用するのではなく、肌自身がセラミドを育てていくことにより、健康な肌を保つことができると考えます!
セラミドを育てるアイテム
セラミドを育てるためには必須脂肪酸が必要です。
その中でもαリノレン酸はセラミドがよく育つ栄養素です。
ザ・セラムの主成分であるクランベリーシードオイルにはαリノレン酸がたっぷり!
お肌に与えてセラミドをしっかり育てましょう♪(外部のウェブサイトに移動します。)
エイジング効果の高いバラとセラミドを育てるαリノレン酸が含まれたラブピー史上最高級のクリームです。
心地よいバラの香りにも癒されてください。(外部のウェブサイトに移動します。)