2020/02/27

花粉症から肌を守る3つのポイント

毎日欠かさずしっかりスキンケアを行っているのに花粉の時期になると乾燥したり、痒みがでたりしませんか?この症状を花粉皮膚炎と言います。ただでさえ鼻水やくしゃみで煩わしい時期に肌が荒れてしまうと気持ちも沈んでしまいますよね。なぜこのような症状が起きるのか、どんな対策をしたら良いのか解説します。

花粉皮膚炎とは

そもそも「花粉皮膚炎」とは一体何でしょう。
主に花粉の時期(2月~5月頃)に顔や首に花粉が付くことで、起こる肌荒れです。
乾燥やかゆみ、赤みなどの症状があるため、メイクのノリも悪く憂鬱な時期を過ごすこともあるでしょう。

花粉皮膚炎に対する2つの疑問

花粉は2つの理由から皮膚炎を起こすことはないと考えられていました。しかし、現実に私たちの肌は花粉の時期に肌荒れが起きます。そのメカニズムを解説します。
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1つ目の疑問
花粉は大きい物質なので肌に入り込むことはありません。
しかし、冬の乾燥に晒された肌は、角質細胞をつなぎとめているセラミドが減少。肌の防御壁*が崩れて花粉が肌の内側に入り込むスキが生まれます。
*肌の防御壁は肌バリアとも呼ばれます。外からの刺激から肌を守ったり、肌内部に水分が蒸発しないように守っています。主に角質層がバリア機能(防御壁)の役割を担っています。

2つ目の疑問
花粉自体に病原性はありません。花粉が肌の内側に入り込んだとしても肌荒れが起きることはないはず。
それなのに、なぜ肌荒れを起こすのか?というと…
花粉に対して肌の免疫機能が誤作動を起こしているためです。私たちの免疫は病原性があろうとなかろうと花粉を「排除すべき異物」と認識すると攻撃しています。その感度は人によって異なります。
花粉周辺の肌はこの攻撃の巻き添えでダメージを受け、肌荒れが起きます。

セラミドの働き

肌荒れを防ぐには、そもそも花粉を肌に入れないこと!そのためには「セラミド」を減らさないことがポイントです。繰り返しになりますが、冬は肌から水分が奪われセラミド量が急降下。

セラミドは脂質なのにも関わらず、水を抱えることができるという特徴があります。角質層にはセラミドの他に天然の保湿因子などの水分があります。これらが規則正しく重なり合うことでバリア機能を保っています。
一方、水分量が十分にないと洗顔の度にセラミドは肌の外に崩れ出る脆さもあります。

セラミドが十分あって、水分と油分をたっぷり抱えることができる肌は角質層が強いレンガのように防御壁を作ることができます。だから外部の刺激から肌を守ることができるのです。

花粉皮膚炎の対策

花粉皮膚炎の対策を行い、花粉皮膚炎の症状を軽減しましょう!

洗顔

帰宅後は顔についた花粉を落としましょう!
顔は皮脂膜に覆われていて、花粉がつきやすい。いつまでも花粉が顔についたままでいると花粉皮膚炎を発症してしまったり、悪化させてしまう場合があります。面倒かもしれませんが、帰宅後はすぐに洗顔を忘れずに行ってください。
洗顔に適したアイテム
■FRUTiA モイストクレンザー
強い洗顔料は汚れと一緒に「セラミド」を肌から奪ってしまいます。モイストクレンザーは合成界面活性剤を一切使用していないので、肌の潤いとセラミドを取り除くことなく洗顔することができます。また、肌を癒してくれる精油を使用しているので洗顔しながら肌を守ってくれます。心地よい香りもお楽しみください。(外部のウェブサイトに移動します。)

セラミドを育てる

バリア機能を高めるためには、「セラミド」を育てることが重要です。
セラミドとは角質層に存在している水分と油分を抱えることができる物質で、バリア機能の要になります。
セラミドが育つことで、肌自身が潤いを保てるようになり、バリア機能が高まります。

セラミドを育てるのに適したアイテム
■FRUTiA ザ・セラム
セラミドを育てるのに効果的なオメガ3がたっぷり含まれています。
オイルなのに非常に肌馴染みが良くベタつくこともありません。
バリア機能をアップさせて花粉から肌を守りましょう。(外部のウェブサイトに移動します。)

保湿

肌が乾燥してしまうとバリア機能の低下に繋がります。スキンケアの最後は保湿を忘れずに行いましょう。

花粉の時期におすすめな保湿アイテム
■ビヨンドオーガニック レスキューサーブ
肌トラブルが出やすい今の時期は保湿もできてお肌を癒してくれるクリームがおすすめです。
レスキューサーブには肌トラブルに効果的なハーブがたっぷり含まれています!
お時間のある時は、湯船に浸かりながらクリームパックをしていただくことがおすすめです。(外部のウェブサイトに移動します。)

その他のケア

スキンケア以外でも花粉から肌を守ることで花粉皮膚炎対策に繋がります。
・外出時はマスクを着用
顔に花粉が付着しないように顔を守りましょう。
ただし、長時間同じマスクをしているとニキビの原因に繋がる場合がありますので、適度に交換して肌の喚起を行いましょう。

・お天気の良い日は洗濯物を外に干したいところですが、衣類に花粉が付着する場合があります。
花粉の時期は部屋干しすることをおすすめします。

まとめ

まだまだ花粉シーズンが続きますが、セラミドを育てて、バリア機能を高め、花粉に負けない肌作りを行いましょう!

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