2019/12/18

唇がガザガザ!

乾燥する冬はもちろん、一年中荒れやすい唇に悩む女性は多いですよね。中には特定にの口紅やリップクリームしか使えないなんてことも!今日はそんなデリケートな唇を徹底解説!唇が荒れやすい原因や、荒れにくい唇を作るためのケア方法を伝授します。

唇が荒れて困っていませんか?私は先日、ついに唇が裂けてしまいました。
北風が冷たく感じる今の季節だけでなく、私は一年中唇が荒れ放題。

唇に悩みを持っているのは私だけではないはず!「口紅が使えない」「このリップクリームしか使えない」などなど・・・唇が「弱い」人もいらっしゃいますよね?
今日は、どうして唇は荒れやすいのか?荒れてしまった場合の対処法と、荒れにくい唇を作るケア方法を伝授します。

唇の皮膚の特徴

唇は他の皮膚と大きく異なる特徴を持っています。まず、その特徴を説明します。

角質層が極めて薄い

人の皮膚(表皮)の厚さは場所によって異なりますが約0.02mmと言われて、上から
・角質層
・顆粒(かりゅう)層
・有棘(ゆうきょく)層
・基底層

の4層で出来ています。
唇も同じくこの4層で表皮が形成されていますが、表皮の一番上にある角質層がとても薄いのが特徴です。唇の色が赤いのは、角質が薄いために毛細血管の色が透けて見えているからです。
角質層には「肌バリア」と言って、外部刺激から肌を守る大切な機能があります。しかし、角質層が極端に薄い唇は外部からの刺激や乾燥に非常に弱いです。

皮脂膜が作られにくい

唇には皮脂が出る「皮脂腺」が少なく、また汗が出る「汗腺」がありません。
人の肌は、皮脂と汗から作られる天然の保護クリーム「皮脂膜」で覆われていることで、乾燥から守られています。しかし、皮脂と汗がほとんど出ない唇は、皮脂膜が作られにくく乾燥しやすいです。

ターンオーバーが早い

表皮自体が薄い唇は、他の肌に比べて3倍~4倍の速さでターンオーバー(肌の生まれ変わり)が行われます。そのため、傷の治りはとても速いです。
しかし、「治りが早いからといって、唇を荒れ放題にしても大丈夫」とはいきません。
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唇が荒れる原因

・乾燥
先ほども説明した通り、皮脂膜がほぼないため肌の水分はどんどん蒸発します。
特に空気の乾燥する冬や冷暖房の効いた部屋では、唇の水分はすぐに奪われます。
ところで唇の乾燥を感じた時、つい唇を舐めてしまうことってありませんか?
実は、その行為はNGです!
唾液が蒸発する時に唇の水分も一緒に奪われてしまうため、ますます唇は乾燥します。

・外的刺激 
肌のバリア機能が弱い唇は、寝具が当たったり、今の季節ならマフラー、マスクなどの摩擦にもとても敏感で、ガサガサを引き起こす原因になります。

・唇の汚れ
口紅は主にワックスや油分のほか、口紅の色の元となる「カラー顔料」という原料から作られています。カラー顔料の中でもタール系色素と呼ばれている「青色2号」「赤色202号」は強い刺激のある石油由来の原料から作られているため、唇が荒れやすくなります。
もし、その口紅が洗顔後も唇に残っていたら、唇は常に刺激にさらされることになります。

・強いクレンジング剤
口紅はもともと落ちにくく作られています。その口紅に落とすためには強いクレンジングが必要です。中でも唇に使われがちな「ポイントメイク落とし」は、こすらなくてもメイクがササっと落ちる・・・という事は、普通のクレンジング剤よりも強力な洗浄力を持つ合成界面活性剤が含まれています。
当然、唇にも強い刺激となります。

・内臓の不調
唇の状態は胃腸の調子を反映します。
暴飲暴食や、ストレスによって胃腸の具合が悪くなると唇が荒れる・・・なんて経験があるのでは? 

・紫外線
肌バリアが弱い唇は紫外線にも脆弱。
紫外線は肌を乾燥させるため、もともと乾燥に弱い唇はひとたまりもありません。

ガザガザ唇の予防には

■リップケアはしっかりと

角質層が薄く、皮脂膜もほぼない唇はリップクリームで水分が蒸発しないように保護することがマスト。ただし、合成香料や添加物の多いリップクリームは避けて、なるべく余分なものが入っていない、植物由来のものを選びましょう。

■UV対策

夏の屋外でのレジャーなど、特に紫外線が心配な時はUV効果のあるリップクリームでしっかり保護しましょう。

■バランスの良い食事

<ビタミンB2>
皮膚や粘膜を維持してくれるビタミンB2。
不足すると、肌荒れや口角炎、口内炎の原因になります。
ビタミンB2は、葉物の野菜や卵、納豆、乳製品などに多く含まれています。

<ビタミンB6>
ビタミンB6もビタミンB2同様、皮膚や粘膜を維持してくれる働きを持っている栄養素。レバー、まぐろ、かつおなどに多く含まれています。
バナナもおすすめ!

■唇に優しいクレンジングにかえる

口紅を落とすには、オイルがおすすめ!
中でもホホバオイルなら、人間の皮脂に近い成分で出来ているからデリケートな唇への負担は0!もちろん、顔全体のメイク落としにも最適です。
おすすめのクレンジング
●my story ホホバオイル
ホホバオイルは、人の皮脂と同じ構造を持つ唯一の植物オイル。肌に負担をかけることなくメイク汚れを取り除きます。クレンジングとしてではなく、全身の保湿剤としても◎(外部のウェブサイトに移動します。)

■唇に栄養を与える

おすすめのスキンケアアイテム
●FRUTiA ザ・セラム 
オメガ3を豊富に含んだオイル美容液。
毎日のスキンケアのついでに唇までのばしてあげれば、徐々に丈夫な唇に近づきます。
唇が荒れた時はザ・セラムをでのオイルパックがおすすめ!
たっぷり唇に塗ったらラップをして5分待つだけ。オメガ3が角質層に浸透して強い唇を育てます。
※ザ・セラムはとても浸透力の高いオイルです。肌の内側に浸透する為、パックが終わったら唇の表面をリップクリームで保護してください。(外部のウェブサイトに移動します。)
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ガザガザ唇になってしまったら

効果抜群はちみつパック

ここで紹介するのが簡単にできて効果絶大のはちみつパック。はちみつには美容に欠かせないビタミンB群が豊富に含まれています。
ビタミンB群には
・肌荒れを癒す
・代謝を良くする
・殺菌消毒作用
・吸湿性・浸透性に優れて乾燥を防ぐ
といった作用があり、荒れた唇の修復には最適です!
(やり方)
①はちみつ(砂糖が混ざっていない純粋なものがおすすめ)をたっぷり唇に乗せる
②その上からラップを載せて保護する
③5~10分放置
④ぬるま湯で洗い流す
⑤リップクリームなどの保湿剤で保護する
先ほどご紹介したザ・セラムをハチミツに混ぜるとさらに効果的です!

まとめ

話をするときに自然と目が行く唇。ふっくら艶やかだととても魅力的ですよね!そのためには日頃のケアが重要です。
プルップルでチャーミングな唇を目指して、唇を育てるケアを始めましょう♪

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