2020/03/16
クリームの役割
クリームの役割を知っていますか?「私は脂性肌だから関係ない」「保湿は乳液で十分」と思っていたら大きな間違いです。クリームにはクリームにしかない大切な役割があります。
目次
それでも私は、あなたにクリームを絶対使っていただきたいです。そんな思いを込めて、今日はクリームを徹底解剖!クリームにしか出来ない大切な役割とその効果を解説していきますね。
クリームの役割
クリームの役割を詳しく説明していきますね。
皮脂膜の代わりをする
皮脂の成分「トリグリセリド・ワックスエステル」などの脂質と、汗の成分である「水分や塩化ナトリウム」などから出来ています。皮脂膜の役割は、水分が蒸発するのを防いで肌を乾燥から守ること。他にも肌を柔軟に保ち、保護する重要な役割を果たしています。
しかし皮脂膜は、加齢や気温・湿度の低下などが原因で減少していしまいます。クリームは、不足した皮脂膜を補う役割があります。
「肌が乾燥していない脂性肌は、クリームを使用しなくても良いの?」
いえいえそんなことはありません。脂性肌の人は皮脂の分泌が盛んで、肌表面は充分潤っているように感じるかも知れませんが、インナードライかもしれません。
インナードライとは肌の内側が乾燥している状態のこと。脂性肌の人は保湿のスキンケアをしない、または簡単に済ませる方が多く、肌表面は潤って見えても実は肌の水分量が不足している場合が非常に多いのです。
インナードライの肌は、「肌をこれ以上乾燥させまい」と過剰に皮脂を分泌します。この状態が続くと慢性的なテカリになり、さらに進むとニキビの原因となる“毛穴詰まり”につながってしまいます。
脂性肌やニキビが出来やすい人も、肌の皮脂量をバランスよく保つためにクリームを使ったスキンケアがおすすめです(ニキビの部分には使わないでください)。
美容成分をゆっくり届ける
美容オイルは素早く肌の内側に浸透して美容成分を届けることが出来ます。
一方、程よい油分で出来ているクリームは、肌の表面に長時間留まり、じわじわと時間をかけて美容成分をお肌に届けます。
肌の表面を滑らかに整えてくれるから、お肌にツヤを与える効果も。
その後のメイクのノリも良くしてくれます。
外部刺激から肌を守る
クリームの問題点
合成界面活性剤は、天然物質として自然界に存在してきた天然界面活性剤と違い、人の手で化学的に合成して作られた界面活性剤です。人の手が加えられているため、少量で高い機能を持っています。天然系合成界面活性剤に比べて、安価で大量生産できるため、ほとんどのクリームの原料として使用されています。
合成界面活性剤の問題点
合成界面活性剤の刺激は、先ほどお話しした、私たちの肌がもともと持っている天然の潤いヴェール「皮脂膜」の性質も変えてしまいます。特に石油から作られた合成界面活性剤を肌にのせた状態が長時間つづくと、皮膚膜がどんどん薄くなり、少しの刺激でトラブルを起こしやすい肌になる方もいらっしゃいます。
天然成分でクリームは無理なの?
その一つがレシチン。自然界の動植物から摂れる物質で、油を水に分散させて乳化する作用があります。代表的なものは卵黄を原料とする「卵黄レシチン」と、大豆を原料とする「大豆レシチン」。特に植物性の「大豆レシチン」はアレルギーが少なく、安全性の高い天然の乳化剤です。
合成界面活性剤不使用のおすすめクリーム
■FRUTiAオメガローズクリーム
エイジングケアに欠かせないクランベリーオイルと、保湿力に優れたアボカドオイルが肌にピンッとハリを与え、若々しいツヤ肌に導きます。
大豆レシチンを使うことにより、ローズをはじめとした美容成分をクリームにすることに成功。開発に7年もの歳月をかけた自信作です。(外部のウェブサイトに移動します。)