2022/11/15
体が乾燥している!保湿ケアに何を使えばいい?
秋から冬にかけて気になるのが肌の乾燥。顔はもちろん、腕や足など体全体がカサカサしてきたり、肘や膝などに粉が吹いたり…。そんなときに利用したいのが、ボディを保湿するアイテムです。では、具体的にどんなアイテムをつかうとお肌が潤うのかを考えてみましょう。
目次
ボディクリームとボディオイル、どっちがいいの?
・ボディオイルより水分量が多い
・テクスチャーは軽いものからこってりしたものまで幅広い
・肌への水分補給できる商品が多い
・商品によって保湿効果に差がでやすい
<ボディオイルの特徴>
・成分のほとんどが植物からできた油分
・オイルなので水分は入っていない
・質感がオイリー
ボディオイルをお勧めする理由
ただ背中など皮脂分泌が盛んなところや皮膚が炎症を起こしているところは避けてください。あと、顔は体よりも皮膚が薄いのでオイルが肌の負担になってしまう場合もあります。もし、顔にも使用したい場合は、そのオイルが顔に使用できるか確認しましょう。
ボディオイルの効果的な使い方
肌に水分が残っていれば、その水分とオイルの油分が乳化しやすく、肌に浸透しやすくなります。ただ、水分があまりに多すぎるとオイルが弾かれてしまうので気をつけてください。
そして、オイルを塗る際は、適量のオイルを手に取ってから、手の平を重ねて体温で温めてから塗ります。手の平で温めてから塗ることによって肌へのなじみが良くなります。
ボディオイルを選ぶならホホバオイルがおすすめ
ホホバは、米国南アリゾナおよびメキシコ北部の乾燥地帯に自制している植物の一種です。砂漠地帯という、植物にとって過酷な土壌であっても生育できる生命力の強さを持っているというのが大きな特徴です。
乾燥した種子から圧搾法によって得られた液状のワックスを通常ホホバオイルと呼んでいます。ネイティブアメリカンが紫外線から髪や肌を守るために使用していたことが、ホホバオイル活用の始まりと言われています。
ホホバオイルの主成分であるワックスエステルは、人間の皮脂の構造とよく似ており、肌になじみやすいです。安全性に関しても幅広く評価されており、酸化しにくいというのも肌に直接つけるオイルとしては適しています。
べっとりとした感じではなく、さらりと爽快感を残す感じです。ホホバオイルをクリームやローションに使用すると伸びが良くなり体の広い範囲に塗るのに最適です。
ホホバオイルの肌への効果
ホホバオイルは、抗酸化力が高いのでシミやシワの元となる酸化を防止します。ホホバオイルに含まれるビタミンが肌のターンオーバーを促進し、くすみやキメの粗さ、吹き出物などの肌トラブルを改善できます。さらに、新陳代謝を高めてくれる効果も期待できるでしょう。保湿力&抗酸化作用という面からエイジングケア用オイルとしてお勧めです。
・ボディだけでなく、髪への効果も高い
ホホバオイルにたっぷり含まれるワックスエステルが毛穴に詰まった皮脂を溶かし、ビタミンやミネラル、アミノ酸が髪の発育を助けます。頭皮マッサージにホホバオイルを使うことで抜け毛予防に繋がります。もちろん、アウトバスヘアオイルするのも良いですね。髪を美しく保ちたい人にもってこいです。
ホホバオイルは未精製かつオーガニック認証付きがお勧め
未精製のゴールデンホホバオイルは非加熱のコードプレスで抽出しているため、高い栄養素を損なわずに肌に栄養を与えることができます。未精製のホホバオイルには「ビタミンE」やファイトケミカル成分が含まれているので保湿効果だけでなく、美容効果も得たいならこちらがお勧めです。
また、製造過程での農薬混入リスクを気にする人には、オーガニック認証つきの商品がおすすめです。