2022/08/05
健やかな肌を作る上での敵と味方を知る
紫外線やエアコンによる肌ダメージを受けやすい夏は健やかな肌を保ちにくい季節です。夏の肌ダメージは秋になってからシミやくすみ、肌荒れなど肌の表面に現れやすいので今から気をつけたいところ。そこで、健やかな肌づくりの敵と味方について考えてみたいと思います。
目次
健やかな肌づくり上で敵となるもの
紫外線
紫外線防御のために日焼け止めの使用が必須となりますが、日焼け止めに含まれる紫外線吸収剤には注意が必要です。紫外線吸収剤は肌表面で紫外線を吸収し、化学反応を起こして熱エネルギーに変換し肌を守ります。刺激を伴うこともあるので安全性を考えるとお勧めしにくいです。
肌摩擦
肌をいたわりながら、なでる、触れるという意識でケアするのが基本です。特にクレンジングや洗顔など、汚れを落とすケアは、ソフトタッチを意識して行うようにしたいものです。
化粧品に含まれる化学成分
たとえば、合成ポリマー。ビニールのような膜で肌を覆うことで、乾くと肌がひっぱられ、ハリや潤いがでたように感じます。しかし、皮脂分泌が正常にできなくなり、毛穴が密閉させられることで気が付かないうちにインナードライや、肌が本来持つ機能を失ってしまいがちに。
合成成分配合の化粧品は、即効性がありますし、テクスチャーがいいものが多いです。しかし、多かれ少なかれ毒性を持っており、長い期間にわたり使い続けることで、肌に悪影響を及ぼします。健やかな肌を維持するためにもケミカル化粧品は避けた方がいいでしょう。
健やかな肌を作るため上で味方となるもの
うるおい、なめらかさ、バリア機能を保つケア
そこで、オイルやクリームといったエモリエント剤を用いりましょう。エモリエント剤は、天然の皮脂のように皮膚表面を油の膜で覆い、水分の蒸発を抑えて、うるおいをたもつことで皮膚をなめらかに柔らかくします。
エモリエント成分にもいろいろありますが、ホホバオイルやアルガンオイルなど植物からできたものがお勧めです。その中でもクランベリーオイルは、スーパービタミンEという若返りビタミンが豊富に含まれており、驚異的な抗酸化力を持っていて最強です。紫外線から肌を守ってくれますし、くすんで見える肌を明るくさせる効果が期待されます。
日焼け止めは紫外線錯乱剤
ただ、紫外線錯乱剤で肌が乾燥しやすくなるという人もいます。それは、天然ミネラル「酸化チタン」という金属の粉を含んでいることが原因ですが、その場合はフェイスクリームを肌に薄くつけてから使うという方法がおすすめです。紫外線錯乱剤のデメリットをうまくカバーしつつ、紫外線ダメージから肌を守ることが可能です。
化粧品は成分を重視して選ぶこと
天然由来成分配合のナチュラル化粧品には、石油由来の化学物質を含んでおりません。余計な添加物が配合されていない分、肌に負担をかけませんし、肌本来が持っている機能を損ねることなく、健やかな肌への生まれ変わりをサポートします。