2019/11/13

べたつきを改善する3つのポイント

べたつきが気になるあなたは、オイリー肌ではなく、実は内側が乾燥した「インナードライ肌」かもしれません。Tゾーンがべたついているのに、目元・口元・頰などが部分的に乾燥しているなら要注意!肌の内側では水分が足りず、油分が多くなっている状態です。べたつき対策に有効な3つのスキンケアを紹介します。

カウンセリングルームによく寄せられるご相談の一つに顔のベタツキがあります。
先日も「オイリー肌で顔がテカます。化粧崩れもひどいです。何か良いスキンケアはありませんか?」と質問を受けました。私も一年中べたつきに悩んでいました。
あらゆる方法を試してきましたが、最終的に私がたどり着いたのは3つのポイント
たった3つで私の肌からべたつきが劇的に抑えられました。
あなたもオイリー肌とあきらめてしまう前に、ぜひ試してください。

べたつき肌の内側

べたつき肌は表面が皮脂でベタベタしているのに、内側では乾燥しているインナードライと呼ばれる状態の方が非常に多いです。インナードライとはその名の通り、「肌の内側が乾燥している状態」です。ではなぜ乾燥しているのに肌表面はべたつきを感じてしまうのでしょうか?その理由は、肌の特徴にあります。肌の内側が水分不足になると、水分と油分のバランスが崩れ、水分が失われないように無理やり毛穴を開いて皮脂を出します。あなたの肌がテカリ化粧崩れ毛穴の開きニキビが出来やすいのであればインナードライになっている可能性が高いです。
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インナードライになってしまう5つの原因

毎日の習慣の中にはインナードライの原因が潜んでいます。一つでも当てはまったら要注意です!

過剰な洗顔の影響

テカリや毛穴トラブルが気になる時は洗浄力の強い洗顔料を選びがち。でも、そのワナには気をつけてください。肌には必要な皮脂量があります。洗浄力が強すぎると、肌に必要な皮脂まで取り除いてしまい、肌が乾燥してしまいます。それを補うために、過剰な皮脂分泌へと繋がります。これを繰り返していくと徐々に肌の内側から水分が失われ、インナードライの陥ります。また、洗浄力の弱い洗顔料であっても、1日に何度も洗顔しているとインナードライの原因になります。

紫外線の影響

ご存知だとは思いますが、紫外線はお肌の大敵です。日差しが弱いと日焼け予防を怠ってしまいがちですが、紫外線は365日降り注いでいます。日差しが弱い日でも必ずUVケアアイテムをお使いください。
紫外線を浴びると活性酸素が発生します。活性酸素は肌細胞にダメージを与えてしまい、肌の水分保持力を低下させインナードライを招きます。
また、肌は紫外線から肌自身を守るために過剰に皮脂を出します。これがテカリの原因になります。
様々なUVケアアイテムがありますが、紫外線吸収剤が含まれているものは肌や私たちの体にも負担になります。紫外線散乱剤が含まれているアイテムがおすすめです。

詳しくはこちらをご覧ください。「日焼け止めは無添加なら安心?やさしく肌を守ってくれる日焼け止め選びのポイント」  
無添加の日焼け止め商品が近年、注目されています。でも、本当に”無添加”の日焼け止めは肌に優しいのでしょうか?そこで今回は日焼け止め成分について徹底解説し、敏感肌のあなたがUVケア商品を選ぶ際のポイントを紹介します。

誤ったスキンケアによる影響

スキンケアがインナードライを引き起こす原因になることもあります。代表的な例を3つほど紹介します。
1)エタノールが高配合された化粧水
エタノールがたくさん入った化粧水などはつけるとスッとします。このスッとした感覚はエタノールが揮発して熱を奪ったために起こるのですが、この時肌の水分も一緒に揮発させてしまいます。エタノール入りの化粧水はさっぱりするのでべたついた時には使いたくなりますが、長い目で見た時、逆効果です。

2)保湿不足
たとえば暑い時期に、化粧水だけで済ませてしまい、オイルもクリームも使わないことはありませんか?夏にオイルやクリームを使うとベタつくイメージがあって使いにくいかもしれませんが、必ず使うことをオススメします。化粧水だけていると肌の表面に残った水分が蒸発します。この時、肌の内側の水分も一緒に蒸発し、インナードライになりがちです。それを防ぐために皮脂がたくさん分泌されるのでべとつきも酷くなります。

3)肌に合わないスキンケア
肌に合わないにも関わらずスキンケアアイテムを長期に渡って使用してしまうと肌に負担をかけてしまいます。次第に角質内に水分や油分を蓄えるセラミドの働きが悪くなりインナードライになります。

加齢による影響

年齢とともに、肌機能は低下しがちです。肌の水分量が衰えてしまい、インナードライになってしまうことがあります。若い時にはべたつきなどなかったのに、年齢を重ねて混合肌になり、大人ニキビなどのトラブルに悩まされる方は少なくありません。さまざまなトラブルが出てきてしまった場合はインナードライの可能性が高いです。

生活習慣の乱れ

睡眠不足や暴飲暴食、慢性的なストレスなども肌の健康に大きく関わります。普段の生活習慣が乱れると、皮脂が出やすくなったり、インナードライが進んでしまうこともあります。
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インナードライを改善する3つのスキンケアのポイント

まずは十分な保湿が欠かせません。単なるオイリー肌ではないことを自覚して、保湿を重視するスキンケアを行うことが大切です。以下の3つのポイントに注意して、インナードライ肌をケアしてみましょう。

1.洗顔後、時間をおかずに保湿

洗顔後のお肌はどんどん水分が蒸発していきます。時間を空けずにしっかり保湿をしましょう。入浴中に洗顔をする場合は、浴室にスキンケアアイテムを用意して、すばやく保湿するとお風呂から出たあとも肌は潤いを保てます。特にオイルは肌に浸透しやすいのでおすすめです。

2.オイル・化粧水をしっかり使う

意外に思われるかもしれませんが、べたつきのある肌にはオイルが効果を発揮します。良質のオイルを与えることで皮脂膜が形成されて、皮脂を過剰に分泌する必要がなくなるからです。逆にオイルを嫌い、洗顔後に化粧水やオールインワンなどのゲル状のアイテムだけで終わってしまうと、インナードライが進み過剰に皮脂が分泌されることがあります。また化粧水はサラサラのタイプのものを、肌に入らなくなるまで繰り返しつけてください。角質に水分を油分が十分与えると表面はさらっと、内側はしっとりした肌に近づいていきます。

3.肌に刺激の少ないアイテムを選ぶ

エタノール入りの化粧水や洗浄力の強い洗顔剤など、肌に刺激の強いケアアイテムは使った瞬間は皮脂が取れてさっぱりします。でも、しばらくすると皮脂が出はじめ、気づいた時は「ベタベタ」なんてことになりますよね。刺激の強いアイテムは肌の内側の乾燥を進めて、皮脂を余計に出してしまいます。刺激がないのかよく自分の肌に耳を傾けながらアイテム選びをしてください。
私たちラブピープラネットでは、天然成分100%で肌への負担なくスキンケアしていただけるアイテムを取り揃えております。(外部のウェブサイトに移動します。)

まとめ

インナードライ対策は、スキンケア習慣の見直しから。
ベタツキが気になるからといって、洗い流すことばかりに着目しないことが大切です。
今日お話しした3つのポイント、

1)洗顔後、時間をおかずに保湿
2)オイル・化粧水をしっかり使う
3)肌に刺激の少ないアイテムを選ぶ

を少し意識するだけで劇的にべたつきが抑えらます。

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