2023/08/30
一般的な化粧品とオーガニックコスメの違いとは?
あなたは、一般的な化粧品とオーガニックコスメの違いを知っていますか? 世の中には様々な化粧品がありますが、特にオーガニックコスメを選択している人は、お肌への負担や安全性を考えて化粧品を選ばれている方が多いでしょう。 今回は、より多くの方々が、お肌負担の少ない安心安全なオーガニックコスメを選択できるように、一般的な化粧品とオーガニックコスメの違いを比較しながら、化粧品選びのコツをご紹介します。
オーガニックコスメの正しい知識を知ろう
イメージ通り、オーガニックコスメは一般的な化粧品のように石油合成成分に頼っていないので、お肌に優しいと言えます。(※一部、合成成分を使用したオーガニックコスメもあります)
また、オーガニック植物には、数多くの複合的な美容成分が含まれているので、1つの植物エキスでも数百という天然成分が含まれています。これらの美容成分は、お肌本来のコンディションを整え、丈夫なお肌を育みます。
一方で、一般的な化粧品は石油合成成分に頼って作られているものが多く、石油合成成分による肌荒れが多く見られます。
石油合成成分を使用すれば、使い心地の良い化粧品をいくらでも作れますが、長年の蓄積によるお肌への負担は計り知れません。
一般的な化粧品とオーガニックコスメの成分比較
界面活性剤
油剤
防腐剤
色素
香料
整肌成分
このように比較をすると、いかに一般的な化粧品が合成成分に頼って作られているのか、お分かりいただけると思います。
合成成分を使用すると植物のパワーは弱まってしまうので、植物のパワーを最大限に引き出した、天然成分100パーセントのオーガニックコスメが理想的です。
「オーガニックコスメ」を安全に使うために
前章でもお話ししたように、合成成分に頼っていないオーガニックコスメの防腐剤は、抗酸化作用の高い植物成分が担っています。
植物成分よりも、合成防腐剤の方が防腐力が弱いので、オーガニックコスメは一般的な化粧品に比べて、使用期限が短い傾向にあります。
使用期限の過ぎた化粧品は、問題なく使用できる場合もありますが、基本的には劣化していると考え、お肌負担を考えると使用は控えた方が良いです。
他にも、商品の劣化を防ぐためにジャータイプの化粧品はスパチュラを使用するといった工夫をするのも良いでしょう。
また、直射日光に当たる場所や高温多湿な環境での保管も望ましくありません。基本的には冷暗所で保管しましょう。
輸入製品に関しては、飛行機移動中の気圧や赤道周辺での温度変化の影響を受けてしまうので、なるべく国内で製造したものを使用することが望ましいです。
オーガニックコスメというと、ヨーロッパのイメージがありますが、日本国内にもこだわりの詰まった素晴らしいオーガニックコスメブランドがたくさんあります。
まとめ
オーガニックコスメは石油合成成分に頼らず、天然成分で作られているので、合成成分による肌荒れを避けられます。また、保管方法に注意し、使用期限を守れば、より安全に使用できます。
まだオーガニックコスメを使ったことがない方は、これを機に、お肌負担の少ない安心安全なオーガニックコスメをお手に取ってみてください。