2022/08/24

ファンデーションの役割と種類の違いについて

色ムラのない均一な美肌に見せてくれるファンデーション。ファンデーションにもいろいろな種類が存在しますが、どんな基準で選んでいますか?今回はファンデーションの役割や種類を知り、肌にとってやさしく綺麗に仕上がるファンデーションの選び方について紹介しましょう。

ファンデーションの役割とは

英語で「土台」「基礎」という意味合いを持つファンデーション。ファンデーションの具体的な役割をあげるとすれば、おもに以下の3つです。
1.美的役割
肌を美しく見せる役割があります。シミや色ムラをカバーすることによって肌色を均一にします。

2.心理的役割 
肌がキレイになることによって、満足感や安心感、やる気といった気持ちに変化が見られるようになります。

3.保護的役割
紫外線や大気汚染、ホコリや乾燥といった外的ダメージから肌を守ることができます。
このようにファンデーションというのは、綺麗になりたい女性にとって欠かせないアイテムです。

ファンデーションにも種類がある

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ファンデーションは、水分と油分、顔料などの粉体からできており、配合バランスの違いにより、名前が違ってきます。配合バランスを変えることによってテクスチャーや仕上がりの質感などが変わってきます。
<リキッドファンデーション>
油分と水分、界面活性剤がベースとなっており、肌への密着度が高いです。油分が多いために乾燥肌をしっとりと滑らかに整えることができます。保湿効果やカバー力が高いとった特徴を持っています。

<プレストファンデーション>
を主に固形に固めて作られたもの。乾いた状態で使うのも良いですし、パフを水で濡らして使うこともできる両用タイプです。乾燥肌気味の人がこの方法で使用すると粉浮きすることもあるため、乳液を軽く塗ったあとに優しく粉を肌ののせるようにつけると良いでしょう。

<ミネラルファンデーション>
鉱物(ミネラル)のみで作られたファンデーション。天然鉱物である酸化チタン、マイカなどが使われており、シリコーンやタルクといった化学成分が含まれていないため、肌に負担がかかりにくいです。ただ、皮脂が少ない肌にはなじみにくく、粉浮きしやすいといったデメリットもあります。

ファンデーションって肌によくない成分も入っている?

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ファンデーションに記載されている成分表示をみると、実は肌によくない成分が配合されているのをご存じですか?

合成ポリマー、合成着色料、合成香料、パラベン、石油由来成分全般が含まれているファンデーションは、肌本来のことを考えるとあまりおすすめできません。

たとえば、高機能なファンデーションに含まれる合成ポリマー。〇〇ポリマー〇〇シリコ-ンなどという名称で表示されており、リキッドファンデやクリームファンデに多く配合されています。

水分を抱え込む性質のため、一時的にシワが目立ちにくくなり、しっとり感を得られますが、時間とともに肌に薄い膜がこびりつき、毛穴機能やバリア機能を弱めてしまうことが懸念されています。

ファンデーションに含まれるパラベンにも注意が必要です。防腐剤としての役目を果たすパラベンは、細菌の繁殖や腐りやすさを防止する作用がありますが、アレルギーを引き起こしやすいことが懸念されています。

合成色素(タール色素)や合成香料は、製品の変色や匂いをごまかすために使われることがあります。アレルギー発症のリスクが高いですし、発ガン性の疑いがある成分が多く存在します。

肌にやさしく綺麗に仕上がるファンデーションってあるの?

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以上のように一般的に販売されているファンデーションの多くは、肌にあまりおすすめできない化学成分が配合されています。ファンデーションによっていくら見た目が綺麗になったとしても、素肌に悪い影響を与えてしまうなら、意味がありませんよね。

では、肌に負担をかけないファンデーションというものはどんなものなのでしょうか。

合成ポリマー、合成着色料、合成香料、パラベン、石油由来の成分といった化学成分を配合していないものです。

具体例をあげると、天然鉱物(ミネラル)100%で作られたミネラルファンデーションは肌にやさしいです。ただ、ミネラルファンデーションだと、シミがきちんと隠れなかったり、皮脂が足りない場合に白浮きしたり、化粧崩れしたときに汚く見えたりするという欠点があります。

「肌に負担をかけたくないけど、見た目も綺麗に仕上げたい」という人におすすめなのが、植物由来のワックスであるキャンデリラロウ、カルナウバロウなどが配合されたファンデーションです。

キャンデリラロウは、アメリカ南西部からメキシコ北部の砂漠地帯に生育するキャンデリラ植物の茎から抽出した植物ロウで、カルナウバロウは、ブラジル産のカルナウバヤシの葉から得られた植物ロウです。どちらも常温においては固形であることから、スティック状のファンデーションとして利用されています。

そして、肌を紫外線から守るためにも、紫外線をシャットアウトする作用を持ったファンデーションを選ぶことが大事です。天然ミネラルである酸化チタン配合のファンデーションであれば、紫外線をシャットアウトしつつ、肌にもやさしいので安心です。

美的役割を尊重するためにも天然クランベリーオイルやスクワランなどを配合したファンデーションであれば、なお良いでしょう。合成ポリマーといった化学成分なしでも肌をしっとり綺麗に見せることができるからです。

まとめ

一般的に販売されているファンデーションは確かに肌を綺麗に仕上げてくれますが、肌本来の機能を衰えさせる化学成分が含まれているため、できれば使用しないに越したことありません。
今回紹介した肌にやさしく綺麗に仕上がるファンデーションを参考に自分に合ったファンデーションを選んでください。

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