2021/12/28

【セルフ診断】スキンケアは「肌タイプ」に合わせて選ぶのが正解!

「乾燥しやすくて化粧ノリが悪い」「毛穴が詰まりやすいし、べたつく」など、同じ年齢であっても肌の悩みは人それぞれ違います。それは、肌タイプが違うから。自分の肌タイプを把握せずにスキンケアを行っていると、効果が出にくいですし、肌トラブルを起こしやすいです。そこで今回は、自分の肌タイプに合わせたスキンケア法についてご紹介いたします。

「肌タイプ」を知ることの大切さ

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人の肌は大まかに「乾燥肌」「普通肌」「脂性肌」「乾燥性脂性肌(混合肌)」の4つに分類されます。これは、
肌内部の水分量と皮脂腺から分泌される皮脂から判断したものです。

肌タイプによって、起こりやすい肌トラブルや適したスキンケアが違ってきます。自分の肌の状態をしっかりと分かっていなければ、肌トラブル改善の方法も分からず、肌のために良いと思って行ってきたスキンケアが逆効果になってしまうことも考えられます。

肌トラブルを招かないためにも自分の肌タイプを見極めることはとても重要であり、肌タイプにあったスキンケアことが、美肌への近道ですし、エイジング対策にもなるのです。

あなたの肌はどのタイプ?簡単なセルフチェック法

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あなたの肌タイプはどれでしょうか?簡単なセルフチェックで診断したいと思います。

診断方法はこちら

↓↓↓

朝目覚めたら、洗顔をする前に自分の肌を鏡にうつしたり、手で触ったりしながらチェックしてみてください。そして、以下にあげた肌状態にどれが近いかを判断しましょう。
(1)    顔全体につっぱっている感覚がある。特に目や口周りにかさつきを感じるなら、
「乾燥肌」です。

(2)    顔につっぱりもかさつきもなく、べたついた感じもしないなら、
「普通肌」です。

(3)    顔全体にべたつきを感じたり、うっすらテカりもあるなら、
「脂性肌」です。

(4)    鼻やおでこ付近が脂っぽいのに、頬や口元に多少のかさつきがあるなら、
「乾燥性脂性肌」です。

【肌タイプ別】エイジングケアのやり方を解説

自分の今の肌タイプが分かったら、お肌の状態に合わせたスキンケアを行いましょう。

自分の今の肌タイプが分かったら、お肌の状態に合わせたスキンケアを行いましょう。

【乾燥肌タイプ】

・肌の水分と油分の量が少ない
・毛穴が小さく、きめ細やかな肌
・小ジワなど初期老化の兆候も早い
肌が乾燥しやすいのは、角質層の保湿成分が減少し、水分量が低下して起こります。皮脂量も少ないですし、バリア機能も低下しがち。皮膚も薄くてつっぱっている感覚になりやすいのも乾燥肌の特徴です。

肌のキメは細かくて毛穴も小さめですので、若い頃はきっと「きれいな肌」と言われていたはず。しかし、皮脂分泌が少ないために乾燥しやすいです。目尻の小ジワなど、どの肌タイプよりも肌老化への進行が早いので、30代のうちから早めのエイジングケアが必要です。
<対策>
乾燥肌のスキンケア対策として意識すべきは、バリア機能を高める保湿ケアです。

バリア機能を高めるには、角質内にあるセラミドを増やす必要があります。セラミドは、細胞間脂質に含まれる保湿成分の一つで、肌内部の水分を外に逃がさないように水分を保持する役割があります。しかも、油分も蓄えることができるため、乾燥肌には絶対に必要です。

セラミド化粧品も人気ではありますが、セラミド自体の分子が大きいため、肌表面を潤すことができても、肌内部まで働きかけることはできません。肌内部のセラミドを増やすには、セラミドを育てる成分が配合された化粧品を使い続けることが必要です。

また、乾燥肌は、水分のみならず油分も足りていない状態ですので、乳液やクリーム、美容オイルなどのアイテムをかならず使ってください。美容オイルの中でもクランベリーオイルは、高い保湿力と抗酸化パワーをもち、セラミドを育てるオメガ3も豊富に含んでいるので、乾燥肌の人が使うオイルとしてはナンバーワンです。

【普通肌タイプ】

・肌の水分量と皮脂量のバランスが整っている
・キメが整っており、ハリと弾力が感じられる
・健康的で肌トラブルが起こりにくい肌
普通肌は、肌の水分量と皮脂量ともにバランスがよい状態のお肌です。ターンオーバーが正常に働いているため、角質層はうるおいで満たされています。皮膚のキメは整っており、ハリと弾力も感じられるでしょう。

他の肌タイプに比べて、肌トラブルは起こりにくいですが、季節、生理周期、ストレスなどによって肌の状態は微妙な変化を起こしてしまうこともあるので気をつけて下さい。
<対策>

基本的には、ベーシックなお手入れで十分です。今の肌をキープするためにも保湿ケアを怠らないことがポイントです。

保湿成分であるセラミドを育てる栄養分が配合された美容液やクリームなどを使い続けることで、いつまでも肌内部の水分と油分をバランスよく保つことができるでしょう。

【脂性肌タイプ】

・肌の皮脂分泌が過剰である
・毛穴トラブルが起こりやすい
・べたつきで化粧崩れが起きやすい
脂性肌の人は、肌内部の水分も皮脂も十分にある肌です。そのため、年齢を重ねても比較的シワできにくく、若々しい肌を保ちやすい特徴があります。その反面、皮脂が過剰に分泌されているため、皮脂によるテカり、べたつき、化粧崩れに悩まされやすいでしょう。

気を付けたいのが、毛穴トラブルです。小鼻の周りの黒ずみやほおの毛穴の開きが目立ちやすいです。皮脂分泌が多いのは、持って生まれた肌質もありますが、ホルモンバランスや食生活の乱れ、間違ったスキンケアなど、さまざまな要因が関係しています。
<対策>

脂性肌のスキンケアは、毛穴汚れをすっきり落とすことがポイント。肌のターンオーバーを正常に保つためにも、肌にやさしい成分をつかったスクラブ洗顔などがおすすめです。

また、蒸しタオルで余分は皮脂を抑えるケアもおすすめ。蒸しタオルで顔全体を蒸らすだけのケアですが、毛穴を開かせて皮脂を浮き上がらせることができます。こちらのケアは頻繁にしてしまうと、皮脂のバリア機能を低下させてしまうので、週に1~2回ペースが良いでしょう。

皮脂分泌を抑制させるためにも、保湿ケアにも力を入れてみて。油分が多すぎる保湿ケアは控えて、オイルフリーの乳液やジェルなどもおすすめです。

ファンデーションですが、天然ミネラル成分が配合されたファイスパウダーを使用すると良いでしょう。天然ミネラル成分は皮脂を吸着する役割があります。そのため、毛穴に皮脂が詰まりにくいですし、肌のテカりを抑える効果が期待できます。

【乾燥性脂性肌タイプ】

・Tゾーンは脂浮きしやすいのにUゾーンは乾燥する
・洗顔後に部分的につっぱる
・皮脂対策をすればするほど、肌状態が悪くなる
乾燥性脂性肌タイプの人は、インナードライ肌ともいわれており、乾燥肌と脂性肌が混合している複雑な肌タイプです。

Tゾーンを中心にべたつきやすいけど、ほおから顎にかけてのUゾーン、目の周りがカサつきやすいといった特徴があり、毛穴の開きや黒ずみが目立ったり、化粧崩れ、角質厚肥、肌荒れといった肌トラブルを起こしやすいです。

乾燥性脂性肌の原因は、肌の乾燥が関係しています。角質内の水分量が足りてないため、乾燥しやすく、その乾燥から肌を守るために、必要以上に皮脂が分泌されてしまうのです。

肌の乾燥に目を向けずに、皮脂を取り過ぎたり、誤ったケアをしてしまうと、症状が悪化してしまうので気をつけたいところです。
<対策>

乾燥性脂性肌タイプは、悩みにフォーカスして化粧品を選ぶと全体の肌バランスを壊すので注意してください。脂っぽいTゾーンは洗顔と保湿ケアを、乾燥しやすいUゾーンは保湿ケアに特化したケアをするといった具合に、部位ごとの肌質に合わせたケアを行ってみてください。

部位ごとに合わせたケアといっても、基本的にはやはり汚れをしっかりと落とす洗顔と、水分やうるおい成分を補給する保湿ケアは必須です。

うるおいが足りないと肌を守るために皮脂が多く分泌されてしまいます。そのため、皮脂が過剰になってしまうケースも多いので、脂っぽい部位もまずは保湿して、肌の水分と皮脂のバランスをとることが大事です。

毛穴を気にして洗浄力の強い洗顔料を使うことはNG!クレンジングも洗顔料も、肌にやさしい成分でありながら、毛穴汚れをしっかりと落とすことができるアイテムを選ぶようにしましょう。

まとめ

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自分の肌タイプを知ることは、効率よくスキンケアの効果を出すために有効です。そして、シワやくすみが出来にくくなり、おのずとエイジング対策にもなっていきます。

ただ、お肌の状態は一生同じではなく、季節や生理周期、加齢などによって変化していきます。その時々のお肌の調子に合わせてケアの方法を調整することが必要ですね。

自分の肌タイプを知って、そのタイプに合わせたスキンケアをすることで、トラブル知らずの美しい肌をキープできます。ぜひ自分の肌タイプに合わせたスキンケアを行ってみてください。

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