夏に備えたスキンケアの衣替え案

春を感じる、あたたかい日々が増えてきましたね。4月はまだ肌寒い日もありますが、紫外線は強くなり、日中の気温は上昇しています。気候に合わせてスキンケアの衣替えが必要な時期です。 昨年を思い返すと4月・5月の時点で夏のように暑い日もありましたよね。春を越え、夏を見据えたお手入れの準備を始めましょう。 今回は、ナチュラルオーガニックの春夏のお肌状態を想定したスキンケアをご提案します。

目次

春に多い肌トラブルを知ろう

まずは、春夏に多いお肌トラブルを知っておきましょう。

毛穴トラブル

気温が上昇すると、汗や皮脂の分泌量が増えるので、毛穴汚れが詰まりやすくなります。毛穴詰まりから炎症を起こし、ニキビもできやすくなるので要注意です。汚れが蓄積すると酸化して黒ずみの原因にもなります。

日本の梅雨や夏は湿気が多くジメジメしているので、肌環境を清潔に保つことが重要ですね。

強い紫外線

紫外線の量は3月頃から急激に増えはじめ、7・8月にピークを迎えます。そして、春と夏の間には、雨が多い梅雨の時期もやってきますよね。

雨季から夏への切り替わりの時期は、紫外線対策をうっかり忘れてしまいがちです。湿気で肌環境が傾いているタイミングで強い紫外線を浴びると、お肌ダメージが非常に大きいので要注意です。

1日の中でも天気の移り変わりが激しい日もあります。午前中は曇りや雨でも、午後は快晴という日も想定して紫外線対策を取り入れましょう。

冷房による乾燥

夏場は冷房が必須ですが、年々、4月・5月でも冷房が必要な日が増えていますよね。

お肌の表面は潤っているように感じても、実は冷房によってお肌の潤いが奪われています。

お肌の乾燥は進行すると慢性化してしまうため、毎日冷房が必須な時期になる前にインナードライ対策を習慣化することが重要です。

今から始める!夏を見据えたスキンケア&セルフケア

夏を見据えたスキンケアやセルフケアをご紹介します。

たっぷりのクレンジングミルク+週に数回の角質ケア

基本のクレンジングは1年を通してナチュラルオーガニックのミルククレンジングがおすすめです。ゆらぎやすい春のお肌を労り、メイクをオフします。

春は敏感なお肌への刺激を軽減するため・湿気の多い梅雨や夏はお肌の皮脂量が増えるため、クレンジングミルクの使用量を通常よりも多めに使いましょう。

そして、普段のクレンジングでは落ちない汚れも蓄積しているので、クレイマスクやコンニャクスクラブなど、肌負担の少ない角質ケアを定期的に取り入れましょう。

ローションパックで鎮静

乾燥や紫外線による炎症を鎮静するために、ローションパックを取り入れましょう。長くても3分くらいが目安となります。(シートマスクのように長時間パックをするのはNGです。)

鎮静のハーブエキスを配合した化粧水やハーブウォーターがおすすめです。例えば、カモミールやラベンダーなどの植物エキスを配合した化粧水は選択肢の1つとなります。

また、アロマの香りを嗅ぐことでも鎮静効果が得られます。ナチュラルオーガニックのイランイランやベルガモットの香りのスキンケアアイテムを活用してみましょう。

オイル美容液でインナードライ対策

お肌トラブルは乾燥から始まります。特に気温が上昇すると、冷房によってインナードライが進行し、慢性的な乾燥肌になるリスクが高まります。

注意点としては、お肌の表面は汗や皮脂で潤っているように感じるのに、お肌の内側はカラカラの砂漠状態ということです。

そこで役立つのが、ナチュラルオーガニックのオイル美容液です。オイル美容液は、お肌の内側に素早く浸透し、潤いで満たします。

オイルといっても色々な種類がありますが、お肌に素早く馴染むオメガ3のオイルがおすすめです。また、お肌の潤いのカギとなる、セラミドを増やすオイル美容液も魅力的です。

日焼け止めは小まめに塗り直しを

日焼け止めを小まめに塗り直しましょう。SPFやPAの数値も気になりますが、1番大事なことは日焼け止めの塗り直しです。

お肌負担を考えると、ナチュラルオーガニックの紫外線吸収剤不使用の日焼け止めがおすすめですよ。

最近では、手を汚さずに塗れるミストタイプやUVケアパウダー、UVケア効果のあるサンクッションなども塗り直しに便利です。

ライフスタイルに合わせて、使いやすいものを手に取ってみてください。

まとめ

いかがでしたか?今回は、春夏のお肌状態を想定したお手入れ方法や、ナチュラルオーガニックのスキンケアをご提案しました。

最近では日本の四季のリズムが崩れており、夏に多いお肌トラブルを春のうちから想定し、予防することが美肌づくりのカギとなるでしょう。

春は花粉対策と夏に向けた予防のケアで大忙しですが、未来の心地よいお肌のために是非取り組んでみてくださいね。